遊戯王ゴーラッシュ感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2003年11月17日(月) 「囚われのミラーナイト」の感想補足

ダーツさん、曰く…

    富に恵まれた者と貧困に苦しむ者…
    才能・容姿に恵まれた者と生まれながらに忌み嫌われる者…

      この世界は不平等という運命に満ちている!


    貧困に苦しみ、ブサイクで嫌われやすい性格の私は、不平等に泣いているグループにスコーンと当てはまってしまいますっっ。
    そうですか…私のためにこの世界を滅ぼしてくれるのですか…。
    ありがたやぁ〜!ありがたやぁ〜
    是非、ダーツさんが作り上げた完璧な人間に私も転生して有意義な人生を送りたいです。

    安っぽい憐れみをありがとう(^_^)/


    …なんて冗談はおいといて…



ラフェールさんの最後について私の想い


ラフェさんがダーツさんの説得に失敗し、自滅するに至った行動が「ムダ」だとは思わなかったです。
王様たちを救えなかったからと言って「役に立たない人」とも思いませんでした。

ダーツさんがラフェさんから家族を奪った…。
その告白によって憎悪に捕らわれてしまったラフェさんは、やはり心の弱い人間だったということです。
    (人は心の闇から抜け出すことなど出来ないとダーツさんに言われ…)
    深い思いやりの中にそれを持ち続ける強さを教えられた
    私の魂はこれからも心の闇に捕らわれることなどありません


このセリフのすぐ後…、まさに舌の根も乾かぬうちに闇に捕らわれてしまったラフェさん…

敬愛するダーツさんが肉親の死に荷担していたという衝撃も大きかったでしょう。
だが、なにより王様とのデュエルによって心が闇から抜け出し、善心に針が傾いていた分、ダーツさんの悪魔の告白による引き戻しのチカラが倍となり、結局、闇側にググッと針が倒れ込んだような気がします。

このラフェさんの心の振幅を楽しむのがこのシーンの醍醐味かなぁ…。
悔しくて、悔しくて、どうしようもないほどの怒りが身体から溢れちゃう、このシーンは涙なしでは見られません(T_T)

信じていた人に裏切られる…こんな悲劇ってないよなぁ〜。
ダーツさんのコト、あんなに好きだったのに、その想いを利用するなんて…。
なんというかダーツさんは罪な人だがそれも魅力のヒトツだと思う。

ラフェさんがオレイカルコスの結界に飲み込まれていく姿を冷ややかに、笑みまで浮かべながら見つめるダーツさんは、まったく美しい。


…ラフェさんが目覚めた後も人間不信になどならないコトを願うばかり…


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