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2003年08月08日(金) 錬金術師

返却期限の迫った本をあわてて読み返していたら、時間切れ…(^_^;)
今回は何も準備ができませんでした。

図書館に返さなければいけないのは、「オカルトの図象学」(青土社)

ハードカバーで定価がなんと4800円。マニアックな本ほど高いです。

ドーマの社章を調べる目的で借りましたが、よく考えてみたら、アニメで「錬金術」なんて言葉は一回も出てきません。
「錬金術」は原作の方…。
なんだか自分でも混乱していることに気がつき、もう読むのをやめました(-_-;)
だいたいオカルトの本は分かりにくく、人を煙に巻く目的で書かれているモノばかりなので、短時間で理解できるわけがないです。
まぁ自分の読解力のなさが最大の原因だが…。

この350ページにも及ぶ錬金術の本を斜め読みして、ああ面白いなぁ〜と思ったことがヒトツ。

    人は誰でもその身にドラゴンを宿している。
    そして人はそのドラゴンを殺すか手なづけなければならない。


この「ドラゴン」って錬金術的解釈で言うと、「性欲」のことみたいです。
格式の高い本なので、そんな言葉は使ってませんが…。
錬金術師にとって、「金」を作り出すコトなんてどうでも良いことで、むしろ生きていく方法論をさぐることが大切だったみたいです
瞑想的生活を邪魔する最大の敵は「異性」
叡智を探る裏で、女性の色香に惑う錬金術師たちを思うとちょっと笑えます。

そういう目でこの本を読み返してみると、けっこう楽しく読みすすめられるかもしれませんが、個人的には胸ヤケしてます。
どうも中世あたりの思想はクドクて排他的で、古代神秘思想に走りすぎ…。

ダーツさんの神様は「生贄」を所望してたな…。
人の魂を欲しがるなんて…ちょっといやぁ〜んですが、でもその昔、盛大に子供を神の生贄に差し出していた民族がいたのも事実…。
気が向いたら書くかもしれません。


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