カルモチン

2002年01月17日(木) 目を閉じても キミの横顔を線でナゾレルようになった僕。

“たすきがけで 廊下を拭くのが
趣味という教養人はいない”

空は遠かった。だから  手を伸ばして
つま先立ちになってみたりする。
「僕の身長があとどれくらい伸びたら・・・」


キミは楽しそうに「そうですねえ・・」と
笑った。キミが嫌いなわけじゃない。
傷つけたいわけじゃない。
ただ 僕には才能というものがあって、
キミはナニモ知らない 世間知らずの
お嬢さんなわけで。
それがいい。それがいちばんだった。


空は遠い。遠いから好い。




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