広島生まれ広島育ちのめいが書くなんちゃって広島弁日記(現在鳥取在住)
2005年01月11日(火) ふろふき味噌とほうれん草
帰省中、旦那さまの実家でいろいろ貰ったうち。

洗剤や柔軟材。
バケツや雑巾。
食器類。
リンゴやキウイ、柚子にみかん。
大根やほうれん草etc.結構貰ったんじゃ。

オーストラリア旅行が近いのでたくさんは貰わんかったけど、
2人で食べ切るには十分過ぎる量。

とりあえずそれから消費せんとまずい。

ちゅうわけで大根を使ってふろふき大根を
ほうれん草を使ってほうれん草のおひたしを
作ることにしたんじゃ。

お昼ごはんの片付けをした後で
大根を煮て柔らかくしておき
ほうれん草もゆがいてだし汁にひたしておいた。
後は食べる直前にちぃと手を加えるだけで
食べられる状態にしたんじゃ。

じゃけど、冷蔵庫にはほとんど物が無い。
(帰省前に中身を減らした為)
次作るものを悩む状況。
米も残り少ないし、ふろふき大根にかける味噌が無い。

ちゅうわけで買い物に行ったんじゃ。

メモを片手に買い物をするうち。
『よっしゃ、完璧じゃぁ!』
と思うて家に帰り玄関に入る頃。

心の中で
『しまったぁ!!!』
と思うたうち。

何と
“ふろふき大根用の味噌を買うのを忘れた”

近くの小さいスーパーやコンビニへ行ったんじゃけど、無い。

ちぃと悩んだけど、作ってみる事にしたんじゃ。
料理本片手に練り味噌を作るうち。
『大丈夫なんかいの〜?』
ちゅう様な感じで見ちょる旦那さま。

何だかんだしながら無事味噌は完成。

味見の段階で
『味は薄いけど、問題無いの。』
(本来なら赤味噌ベースの物を白味噌で作ったけぇ仕方が無い問題)
とは思うちょったものの反応が心配な一品。

おそるおそる出してみた。

・・・と、
「意外といける。」
と一言。

・・・とまぁ、ふろふき大根については何とか取り繕った。


じゃけど、問題はほうれん草じゃった。

だし汁etc.の調味料に漬けた時間は3時間。
調味料の配合は間違えてないし、
漬ける時間も十分じゃけぇ、問題はずじゃった。

なんじゃけど、
『・・・薄い。』

実はこのほうれん草
旦那さまの実家の畑で取れた物。
素材そのものがぶち濃いくてええ味をしちょった為に
調味料が全然染みんかった模様。

『調味料の味はせんけど、
 このままで十分食べられる。』

そう判断したけぇ、何もせずにそのまま食卓へ持っていくうち。
理由を素直に話しとりあえず食べて貰った。
「確かに美味いの。」
味付けではのぅて野菜が褒められた(笑)
「サラダとかでも十分いけるの。」
と言いつつ食べてくれたんじゃ。

うちは素材を生かす料理が出来んかったんよ。
反省。

それにしても、ほうれん草がこがに甘いとは・・・。
『向こうのお母さんが
 野菜作りにはまる理由がわかった様な気がするわ。』

(こがに美味しい野菜が自分で作れるなら作りたくなる)
と思うたうちだったんじゃ。
2004年01月11日(日) 新大阪

エンピツユニオン