病院から出ると、外はどしゃ降りの雨。

『こりゃぁ、自転車で帰るのは無理じゃわい（苦笑）』
そう判断したけぇ、路面電車に乗ることにしたんじゃ。

病院から最寄の電停に着いて
屋根のあるとこで待っちょったんじゃけど、
何故か濡れる。
雨、斜めに降っちょるし（苦笑）

そういう状況なのになかなか来ん電車。

ようやっと来た電車には人がいっぱい乗っちょった。

車掌さんも困った顔をしてうちらを見よった。

ここまでは別に何とも思わんかったんじゃけど・・・、
しばらく困った顔をしてから
ドアを開けず何も言わず
そのまま電車を発車させたんよ。
（要するに置いて行かれた。）

その電停で電車を待ちよった人は
走って行く電車を見送るしかなかった・・・。

『乗れそうにないかもしれんのぅ・・・。』
電車を見た瞬間にそういう思いはあった。

じゃけど、電停で待っちょる客に気付きながら
『一言も無しに発車させるのはどうなん？』
と思うわけで。
乗客に気付いていない雰囲気じゃったとかならまだしも、
（まぁ、ええ気分はせんけど）
困った顔をしておきながら何も言わずに行かれると
『何なん、あれ！』
ちゅう気持ちになるわけで。

次の電車に乗れたけぇ、えかったけど乗ってて気分は良くない。
ここんとこ仕事が忙しくって疲れちょったし、
他の事でちぃと落ち込む事があったけぇ、ぶち機嫌が悪いこの頃。

『明日は･･･ええ日かの。』

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2003年09月16日(火)　足し算