夕方の話、とある場所で
「あののぅ・・・。」
と大きな声でしゃべる患者さんを発見。

・・・とその患者さんを見た瞬間固まってしもうたうち。
その患者さんの近くには誰もおらん。
おるのはその患者さんだけ。

さらに
「ほいじゃけどの・・・。」
とさらにしゃべる患者さん。

見るからに怪しい。

それを横目に見つつ、仕事をしながら
『どうすればええんじゃ（涙）』
と悩むうち。

しばらくして
「ほいじゃぁの。」
と言うた後立ち上がったんじゃ。

立ち上がった時にふとその患者さんを見ると耳から黒い線が見えたんよ。

その先にある物を発見した物を見た瞬間、
『あっ！』
と心の中で叫んだんよ。
その黒い線の先にあったんは携帯電話。
イヤホンマイクで通話しちょっただけじゃったんよ。

その後、苦笑いしながら
「電話で話しよったんですね。
　一人でしゃべりよる様に見えたけぇ、
　どうしようかと思いましたよ（笑）」
とその患者さんに話し掛けたうちだったんじゃ。


『ほんまにびっくりしたで・・・。』

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2003年09月02日(火)　ようやく・・・