広島生まれ広島育ちのめいが書くなんちゃって広島弁日記(現在鳥取在住)
2003年12月02日(火) 生まれてはじめての・・・
急にとある人と一緒に夕飯を食べる約束をしたうち。

仕事が終わってから一度家に帰り、
うちの母さん宛てに
“急なんじゃけど、外で食べる事になったけぇ、
 夕飯いりません。本当にごめんなさい。”

とメモを残し、罪滅ぼしに洗濯物を畳んで家を出たうち。

何でここまで気を使うかちゅうたら、
そがいな事をするとうちの母さん
ぶち機嫌が悪いんよ。
(その日の夕方になっていらないちゅうのは禁句なんよ
 例え、急に決まった会社の付き合いでも絶対に文句言われるんよ・・・)



その後、その約束をしちょった人と会い
夕飯を食べつつ、話をしよったんよ。

うちは
『夜10時位までかかるかの・・・』
と思いよったんじゃけど、
向こうの家が遠かった事もあってか午後8時半には別れたんよ。

『意外と早く終わったの。』
と思いつつ、
『帰ったらきっと機嫌が悪いじゃろうの・・・』
と重い足取りで家に帰るうち。


玄関まで行き、
鍵を取り出して鍵を開けるうち。

・・・とある異常に気付いたのはその数秒後。

『ドアが開かん。』

開かないドアを相手に
『何でじゃろう?』
と悩むうち。

そしたら、
ドアチェーンがかかっちょった・・・

その事に気付いた瞬間
『・・・嘘ぉ。』
と思うたうち。

ドアチャイムを鳴らし、ドアの隙間から
『鍵開けて〜!!!』
と叫ぶうち。

しばらくしてうちの母さんが開けに来てくれたんよ。
ドアが開いて玄関で靴を脱いだ後に
「何で、チェーンがかかちょったん?」
おそるおそる聞くうち。

すると
「○○があんたがおると
 思って掛けたんじゃないん?」

(○○←うちの妹)
ちゅうお答えが返ってきたんよ。


こがいな形で生まれてはじめての
締め出しをくらうとは思わんかったわ。
ほんまに。


ちなみにうちの母さん。

機嫌は悪くなかったんよ。
とりあえず、笑って許してくれたんよ。
えかったぁ〜。

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