広島生まれ広島育ちのめいが書くなんちゃって広島弁日記(現在鳥取在住)
2003年04月04日(金) その心配より・・・
今日はうちの母の手術だったんよ。
手術は朝一番。

・・・ちゅうわけでいつも出勤と変わらん時間に病院へ行くうち。

ただ違うんは
ピンクのナース服に着替えて
自分の病棟に行かんでもええちゅう事。

じゃけど、うちの体は
『働かんといけん。』
ちゅうとる。
体が自然に
『薬局に行かんといけんのぅ・・・』とか
『掃除をせんと・・・』とか思ってしまうんよの。(苦笑)

まぁ、そがいな事はどうでもええんじゃけどの。

手術に出た後、手術室の前の待合室で待つうち。
そしたら、うちの病院の職員が次から次へと来るんよ。

『うちの病院の職員が
 普通じゃったら出勤のはずなのに
 普通の服を着て手術室の前におる・・・』

そうなったら出てくる言葉はただ一つ。
「どしたんよ?」
ちゅう事。

その場面を見られてしもうたらをつくんもわざとらしんで
「うちの母が手術中なんです。」
ちゅうて正直に理由をゆうたうち。

そんなこんなをしよるうちに1時間半程で手術は終了。
(出てくるのは予想しとったとはいえ、早かったでぇ。)

出てきたうちの母も元気そう(ちゅうたらおかしいけど)じゃった。

まぁ、手術が終わった直後は
『麻酔もまだ効いてちょるし、
 痛くなるんは午後からかの?』

と思いよったんよ。

ほいじゃけど、昼を過ぎてから何回か担当の看護師さんやうちが
「お腹痛くない?気分悪くない?」
って何度も聞くんじゃけど
「少し痛いけど(我慢出来ない程)ではないよ。気分も悪くないよ。」
という答えが返ってくるんよ。

それだけなら
『大丈夫そうじゃの。』
と思うだけなんじゃけど
さらに
「今日はカープの試合
 (雨で)無さそうじゃねぇ・・・」

ゆうもんじゃけぇ、
「カープの試合よりも自分の体を心配しんちゃい・・・」
と思わずゆうたうちだったんじゃ。

それにしても
“心配しちょるうちって一体・・・”


その後、大した異常がない様じゃし、
付き添いがいる様な手術じゃないけぇ
家に帰る事にしたうちだったんじゃ。

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