2002年02月24日(日) |
The sadness of Japan, Economist |
昨日夜、コーヒーを飲みにスタバにいってきたんですけど、そこで、このタイトルのエコノミストをみました。
中は詳しくは読みませんでしたが、日本の今の状況に関してかなり悲観的なことがかかれていました。そして、今だ、そうした状況に対して、日本人はなにもアクションをとっていないと。
僕は日本人ですから、日本人のモノの考え方や日本という国というものを少なくとも海外メディアよりは知っているつもりですし、僕の中にもそうしたいわゆる"日本人的"な考え方というものが存在します。
80年代後半にバブルがはじけて10数年、日本は未だにその影響を引きずっています。 最近になり、やっと銀行は再編の動きをみせはじめましたし、一部産業界のリストラはずいぶんすすんできました。 しかし、それに費やした時間が10数年、銀行に対して行った公的資金の投入ははたして何千億?何兆?…
僕は日本の銀行をよく馬鹿にします。90年代はまだ"これまで経験したことがないようなレセッションだから"といういい訳ですみましたし、私もそれは納得です。 でも今だに毎年のように赤字を繰り返している彼らはもうビジネスのセンスがないとしかいうよりほかないでしょう。
そして、そういうビジネスセンスのない人たちに繰り返し公的資金を注入する人たち。アホな投資家がアホな会社に投資するって感じですね。
国が長期的なレセッションから立ち直るのにはたしかに時間がかかります。日本のような国はなおさらです。 ただ、それにしてももう15年近くも経つのに一部の産業はまったくすすんでいないというのはこれはもう話にならないでしょう。
先進国一の債務をかかえる日本。国民は自分たちの属する国がおかれている状況をもっと見つめる必要があります。それをかえて行けるのは我々しかいないのですから…。
そして我々がそういったこと以上に考えていかなければいけないことが他にあるのではないでしょうか。
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