音楽番組の観覧を応募したところ見事に御当選したのでフジテレビまで行ってきました。フジテレビといえばお台場で、お台場といえば無く子も黙るコジャレなディトスポットで、レインボーブリッジで、街ゆくカップルは必ず接吻で、夜は日航東京で挿入で、まどろんでブランチで。とにかくそんな場所に初めて舞い降りました。平気な顔して歩いてた割に、内心はちょっぴり赤面症候群だったーっつの！お台場を普通に歩く男、そんな男のイキザマみたいなみたいな。
で、肝心な番組観覧ですが...。Rosetta Garden、曽我部恵一、山崎まさよしが出演。ともなれば会場は100万人のまさよしファンで溢れかえるのは一目瞭然です。初めて知ったのですがまさよしファンは彼を“まさやん【masayan】”と呼ぶみたいです。「まさや〜〜ん！」、「まさや〜〜ん！」、「まさや〜〜ん！」うるせえっつの。そんなにギャーギャー呼ばなくたってまさよしはそこにいるっての。しかも不自然極まりない自然体でYO！
そんな中、俺の後ろにいたまさやんファンがとんでもない事になってました。「まさや〜ん、こっち向いて！」「いい曲だね！」「新曲絶対買うよ！」まさよしの一挙手一投足、すべて逃さず話しかけようと必死なわけで...。もう完全にステージ上のまさよしと会話している感じで、それがなんともいたたまれなく一方通行ラヴー。
っつか、オマヘはそれで会話しているおつもりか？悲しい色やで。それは絶対に悲しい色やで。例えば、アダルトビデオの中の女優さんが「ねぇ勃っちゃった？」とカメラの向こうのオナーニ君達に呼びかけます。それに対してオナーニ君は「うん、勃っちゃったよ。ほら、こんなに大きく...」と答えたとしましょう。これも悲しい色やね...。まぁそれと同じくらい悲しい色でした。彼女の呼びかけに対してまさよしが反応なんかしてくれた日には、股間を熱くして溢れんばかりの洪水を...。嗚呼、悲しい。どうか股間は濡らさないで下さい。
で、俺はそんなまさやんの魅力が全然分かりませんでした。ギターが上手くって、ハーモニカが上手で、ジョン・レノンみたいなメガネで、セロリな感じってだけでした。ちょっとは期待してたのにYO！曽我部を見終わったときに帰ればよかったよ。
後悔の念たっぷりでユリカモメに揺られて。
帰宅は午前2時で。
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