Kumsta kayo?(富山編)
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2003年06月13日(金) 一人分の幸福


おととい、本屋でこんな本を買った。

毎朝寄る喫茶店で昨日、今日と読みつづけ、今日帰りによったコーヒーショップでエピローグを読んだ。
エピローグは、予想できた展開ではあるけれどやっぱりせつなかった。

全編ピュアでせつない物語でした。
読み終わった後に好きな人の声が聞きたくなるような・・・

主人公が思いを寄せる女の子が「結婚なんかしないよ。」という主人公に
「あなたは、一人分の幸福をその手に持っているのよ。
その幸福を待ち受けている女の子がこの世界のどこかにいるはずだわ。」
と言った。

これだけではよくわからないけれど、文章の流れの中で出てくるこの言葉はすごく心に残った。
自分の手の中にそれはあるのだろうか?
目に見えないそれは。

☆☆
同名の映画が公開されます。
この小説は映画の脚本を原作として書かれたそうです。

あまりにも小説によかったのでそれを壊したくないから映画は見に行きません。

更新 6月13日 22:10


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