「おはよー、みっこ!」そうやって声をかけてくれる中に、佑ちゃんの声。佑ちゃんの声は低くて、聞き取りにくくて。だけどこんなに透き通って聞こえるのはアタシだけなのかもと思うと少し優越感。佑ちゃんの声も、佑ちゃんの手も、佑ちゃんぜーんぶ大好き。アナタの顔を見て、少し、安心したんです。