LORANの日記
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早朝出かけるときには晴れていましたが、海岸へ着くと霧が
でてきました。
太陽は真っ白になり、濃霧の中に消えてしまいました。
50m先も見えない濃い霧になりました。
今朝は風もなかったので、一層深い霧の世界でした。
霧は人の中の迷いや悩みとよく似ています。
迷いや悩みは、自分の中の世界を曇らせてしまいます。
自分のごく近くしか見えなくなります。
大きな視野や遥かな時の流れも見えなくなります。
こんな状況になる原因は、自分の執着でしょう。
執着が無ければ、すべてを諦めて、受け入れることができます。
それができないのは、自分の無力感や不安感でしょう。
怖れや心配で、執着しないではいられないのでしょう。
「子どものことが心配で・・」子どもを手放せない親がいます。
30歳、40歳になった子どもを手放せないのは、病気です。
子離れできない親は、親離れできない子どもを育てます。
相互依存と呼ばれる状況です。
子どもが心配と言っていますが、自分の不安感に気づいていません。
そうなった親は、さらにその親から無力化されたことが原因でしょう。
こうして、親から子へ無力化のバトンがリレーされています。
このような不幸なリレーは、これでおしまいにしましょう。
自分の力を信じられなければ、人やおカネや仕事や学歴などに依存します。
宗教や精神世界に、救いを求めることになります。
しかし、助けを求められた宗教などは、神仏への依存をやめさせません。
それで、人類は何千年も戦争を続けています。
もういい加減に、目を覚ましませんか?
いつまで、寝ぼけていればいいのですか?
あなたが気づかないで、家族への責任を果たすことができるのですか?
あなたが自分の力に気づかない限り、こんな悲劇は終わらないでしょう。
あなたが、この霧を作っています。
あなたが霧を、消すことができます。
あなたが霧を消したとき、あなたは自分の世界を知るでしょう。
そして、自分の役割を理解するでしょう。
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