LORANの日記
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久しぶりの九十九里海岸の空は、雲に覆われていました。
ゴーゴーと鳴り響く海鳴りを聞くと、帰ってきた感慨があります。
少し経つと、雲間から太陽が見え、光が差し込んできました。
海面にも陽光が映り、荘厳な気持ちになります。
珍しくサーファーの姿もなく、散歩の人影も消えました。
この日本一長大な海岸を独占しているようです。
途中から風が強くなり、細かな砂を巻き上げて吹いています。
私は波打ち際にたたずみ、祈りを捧げます。
すべてに感謝するだけですが、自分の意識が溶け出していきます。
物質次元から高次元へ、意識が到達することは可能です。
意識がなによりも優先します。
物質次元では、「生命が最も大事」と思われていますが、それは
肉体の叫びであって、それ以上ではありません。
例え亡くなっても、意識は死亡した肉体から抜け出すに過ぎません。
抜け出した意識は、肉体の中にいたときとなにも変わりません。
亡くなればあの世とかへ行くと言われていますが、そうばかりでもありません。
それこそ十人十色です。
生きている間は何とかなりますが、亡くなってからでは選択は困難です。
生きているときに、対策を考えておきたいものです。
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