LORANの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年08月08日(日) 安心と不安

安心でないことを不安と呼びます。

安心とは、字のとおり心が安らかなことです。

では、どうしたら安心できるのでしょうか?

以前会った60歳近い男性は、「一番大切なものは健康とお金」と言いました。

今の日本では健康とお金があれば、きっと安心できるのでしょう。

では、お金はどれほどあれば安心できるのでしょうか?

きっと、たくさんあればいいと答えることでしょう。

健康はどれほど健康ならいいと言うのでしょうか?

健康であればあるほどいいと答えるでしょう。


心に不安があればあるほど、それを満たすものが必要になります。

健康が必要なのは、自分の健康に対する不安が大きいからです。

お金がたくさん必要なのは、お金に対する不安が大きいからです。

お金を多く持っていても、5回も6回も食事はできません。
お酒を毎日、1升も2升も飲めません。
つまり、安心の保障として預金通帳の残高を見ていたいだけです。

では、金融不安で預金が払い戻しできなくなってしまったらどうでしょう?

安心は再び、不安へ変わってしまうでしょう。

つまり、お金がその人の力、パワーの源なのです。お金に支配されているだけです。

お金の奴隷になり支配されることが、自分をパワフルにしているのです。

ですから日本やアメリカでは、いかに環境問題を提起してもなにも変わりません。

そんな問題よりも、お金を獲得するほうをみんなが望んでいるからです。

不安がお金を欲しがり、環境を破壊し、エネルギーを燃し尽くし、人口爆発や戦争を起こし、人類と地球を破滅へ追い込んでいます。

もう改善や改良の小手先で、人類や地球を救える段階ではありません。

人類の一人ひとりが安心していかなければ、未来はないでしょう。

先ず、自分から安心して生活を始めましょう。

そのためには、リラックスが一番効果があります。


LORAN |MAILHomePage

My追加