昨日ちゃんと行けたなら、今日は行かなかったでしょう。
呆然と見送るだけで泣くこともできませんでしたが。
そして背を向けることもなかったでしょう。
だけど自分は何度同じ場面になったとしても同じ選択肢を選ぶでしょう。
それはいつも当たってしまう夢より儚い既視感と同じくらいの確信。
「理解できない」と言われた。
占いを言い訳にするつもりじゃないが、 自分で自分を理解できないのが自分なんだよ。
もう諦めるのも飽きた。
自分は所詮、 勢いと惰性と成り行きでしか生きていかない。
そう、 良いと分かってる方に行かずに今まで生きてきた自分が、 自分1人で変わろうとはしないだろう。
逃げていると言われようと何だろうと。 それが自分だ。 あの日、思い定めた、自分だ。
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