恋愛至上主義
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2005年05月30日(月)

どうしよう。
色んな事考えてたら辛くなってきた。




あたしは小さい頃から母親に「金持ちと結婚するのが夢」と言っていたらしい。
6歳の頃にはもうすでに言っていたらしいが、恐らくこの辺は母親による刷り込みだとは思う。
でも前世の因縁なのか、あたしが金持ちになれる機会は巡ってこないようだ。
まずは母親の離婚。
実の父の父。つまりあたしのおじーちゃんにあたる人は結構な金持ちだったらしい。
どっかの議員さんと仲良くて、事件とかもみ消せるくらいだったそうだ。
ですが両親は離婚しました。
一応実の娘だから、おじーちゃんが亡くなって、実父が相続したら、
実父が何かあった時、あたしのところにも入ったはずだったそうです。
ですが前、日記にも書いたけど、実父は財産を使い果たし、
自分の母親(おばあちゃん)に酷い目にあわせ、結果、おばあちゃんは亡くなってしまった。

母方のおじーちゃんは会社の社長やってました。
金回りもよくこちらも相当の財産を残せるはずでした。
でもおじーちゃんが水の女に入れ込んで破産しました。
おじーちゃんとおばーちゃんは離婚しました。

その一番下の娘である、当時まだ小学生だった一個上の叔母はうちにひきとられました。
その時から高校2年で叔母が家を出るまで、あたしの生活はめちゃくちゃでした。
境遇からして可愛そうだという事で、周りは叔母を甘やかし放題でした。
そして今のどうしようもない性格が形成されました。
彼女は今おじーちゃん(つまり彼女の父)と一緒に住んでいるのですが、
おじーちゃんは出張に行ってて数年帰ってこないので、
一人で住んでるわけですが、勿論バイトなんてせずにおじーちゃんのお金で生活しています。
でもどうでもいいです。
あたしは一人っ子だから、確かに鍵っ子だった小学4年生までは寂しかったけど、叔母がいてよかったと思える事もあったけど。
でもどうでもいいです。
あたしは、彼女のせいで散々な思いをしてきた。
言い出したらキリがない。
ママは彼女には甘いのに、あたしには厳しかった。
「実の子だからしつけ」なんて言い訳、使えないよね?
パチンコで負けて機嫌が悪い時、あたしには当り散らすのに、
自分が勝手にパチンコ行って負けただけのくせに、
帰ってくるなり「何でご飯作ってないの?」「何で部屋掃除してないの?」
でも叔母には機嫌よくしてたね。
叔母には優しいのにあたしには冷たかった。
同じ事をしても、殴られるのはあたしで。
叔母がした事でさえもあたしを叱った。

書き切れない。
叔母が家に来なければ、
ママがちゃんと親らしい事をする人なら、あたしはこんなじゃなかったのかな。
寂しかった。
「二人を平等に」と言いつつ、あたしばかりが、嫌な目にあってた。
離婚したのも一つの原因だけど、小さい頃のあたしは、大人になりたかった。
子供だからママに迷惑をかけている。あたしがしっかりした子なら、
仕事に行く時も気にしなくて良い、安心して家をあけられる。
心配かけない。大人になりたい。
したい事欲しいものは言わないようにした。物分りのイイコを演じてた。
叔母は、わがまま言い放題だった。
あたしのしてきたことって、何だったんだろう?
一生懸命演じてきたのはなんだったんだろう?

所詮あたしは避妊失敗で出来た子で、
しかもママは家を出たいがために実父と結婚したようなもので、
ソコに愛情はなかったそうで、
別居中、実父は「ミナはいらない。二人でやりなおそう」とか言ったそうで、
じゃぁやっぱりあたしは誰にも必要とされてないんじゃないかって思う。

死んじゃったおばあちゃん。
おばあちゃんは、死が近づいてきた時、
あんなに可愛がってた実父の顔も忘れてしまい、でも、うわ言の中でまで、
あたしに逢いたいって言ってくれてたらしい。
おばあちゃんは、あたしになんて言ってくれたかな。


どうして、あたしを必要としてくれた人は皆遠ざかってしまうんだろう。
母方のおばーちゃんも可愛がってくれてたけど、沖縄行っちゃったし。


あたしがね、子供嫌いなのは、幸せそうな子供を見ると自分が惨めに思えるから。
小さい頃、「子供らしさがない」「歳の割りに大人びてる」、散々言われたけどそうせざるをえなかった。
あまり「子供らしい事」をできなかった。
「大人」になるのは簡単なんだよね。
20歳になれば自然に責任を求められてくる。
いつでも大人にはなれたのに。
あたしはどうして貴重な「子供」を捨ててしまったんだろう。

もうすぐ19歳だというのに、大人になりたくない、なんて言ってるバカな自分がいる。


小さい頃のことを思い出すと涙がでそうになる。
その時に流行ってた曲とか、当時住んでた家のこととか。
小さい頃はずっとおばーちゃんに預けられてて、
だからそこの家の匂いとか、よく遊んだ公園とか。

小さい頃の事じゃなくても、辛かった時期とリンクするものとか。
思い出すと、やばい。
だからあまり思い出したくない。思い出さないようにしてる。


今は比較的安定はしてると思う。
彼に振られた事は辛かったけど、あたしが18年間経験してきた辛さに比べたら全然軽いからね。



色々書いたけど、あたしは決してママが嫌いじゃない。
そこまで批判するつもりもない。
彼女は彼女で精一杯だった。そう思いたい。
ここまで育ててくれた恩もある。

そう。そう思って、毎日を過ごしてたら、あっという間に過ぎていく。
でも、今日みたいに、ふと、心が落ち着かなくなって、
爆発してしまう事がある。

完璧に、まっすぐにはもうもどれないのかな。


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