恋愛至上主義
今まで|←昨日|明日⇒| はいいろのそら。
本日も逢ってきましたー やっぱりすきだー 元彼よりもすき。 元彼も好きだったし、いっぱい逢いたいって思ってたけど、 逢えば不安も増えたし何より会話が続かない 元々少し女を見下してる所があったし、無口だし 自分から動こうとしない。他人任せ。 それでもすきだったあたしは相当痛い。 今の人は、いっぱい逢いたいし、「いっぱい一緒に居たい」。 一緒にいる時間が苦痛じゃない。 一緒に居て不安じゃない。ほんとに楽しい。幸せ。
ただなー こっからあそこまで行くの遠いんだよなぁ・・ 乗り換え2回しなきゃいけないし JRで行くと、往復1000円以上かかるし
今日は天王寺でどこの線に乗り換えていいかわからなくて激しく迷いました 何とかついたけど
向こうの駅についたら連絡して迎えにきてもらった 待ってる間、エリちゃんと電話して時間つぶし しかし寒かった。 今日は本気で寒い。
で、コンビニで飲み物買って、彼の家行って、DVD見たり、ギター弾いてもらったり、イロイロしてました。 でも今日は彼に仕事が入ったので9時40分くらになったら彼の家をでました
あたしらが逢う時は、いつも時間に追われてる気がする。笑 1回目:彼の仕事がおわるのが遅くて終電までの2時間半くらい 2回目:又もや彼の仕事が遅くて終電までの5時間 3回目:引越しの手伝いで5時くらいに行くけれど、買い物に付き合わされあんまり話せなかった。終電までの5時間 4回目:彼の仕事が10時から故、9時40分までの4時間半
今度はゆっくり遊ぼうね、って約束しました
ってゆうか彼の家でみてはいけないものをみた気がしました。 何であんなものが・・ しかもキャンメ〇クの。。 彼の趣味、好きなモノを考えたらおかしくはないし、 特に何も思わないけど、 あたしが考えてる理由以外の理由だったら・・・(WA`) なんだかなぁ・・
で、彼といるのは幸せだったのですが、彼の家に居る時に、 ママから電話がかかってきて、最悪なことを聞きました。 ママは×イチです。 今のパパとあたしが6歳の時に再婚しました。 3・4歳の時からすでに同棲してたので、あたしは今のパパがパパだと思っているし、 実父の事は頭にありませんでした。 それでも「一度見てみたい」とは思っていました。 それ以上に、おばぁちゃんに逢ってみたいと思っていました。 正直実父の事すら思い出せないのにおばぁちゃんのことなんて覚えてるはずもありません。 だけど、幼い頃のあたし、は、おばぁちゃんが大好きだった。 大好きだった記憶がある。 アルバムに写ってるおばぁちゃんや、ママから聴かされる話の上で、 子供は男ばかり、孫もあたししかいなかったおばぁちゃんから、 あたしは相当可愛がられていたよう。 だから逢ってみたかった。
だけど。 だけど。
おばぁちゃんは8年前に亡くなっていました。 死因は、ガン。 例えば、唯のガンだけで亡くなったのであれば、残念だけどそこまで悲しくはなかった。 酷いかもしれないけど今更顔をみても「おばぁちゃん」とは認識できないし、 他人でしか、ない。 再会して涙を流しながら「おばぁちゃん!」「みなちゃん!」なんて、展開はありえない。 最後に逢ってから10年以上経ってるわけだし、顔すら覚えていない。 でもあたしの根っこの部分に、「おばぁちゃんが大好きだった」という記憶があるから、大きくなったあたしを見てほしかった。 おばぁちゃんはどんな反応をするだろう? 孫と思ってくれるのかな? あたしはどう思うのかな? 色々思った。 だけどもう亡くなっていました。 聞いた話によると、おばぁちゃんは1人暮らしをしていて、 週1で、あたしの実父が様子をみにいっていたようです。 あたしの実父はロクでもない人です。それは聴かされていた。 だけど、今日程軽蔑した事は、ない。 どんな話を聞かされてもあたしは覚えていないし、 第一、ママは嫌いで離婚したわけだからイイコトを言うはずがない。 だからいつも聞き流していたんだけど。
このロクでもない実父は、おばぁちゃんの財産を全部使い果たし、 週1で見に行っていたのにも関わらず、おばぁちゃんの病気に気付かなかった。 実父には兄がいるんだけど、その人の嫁の所におばぁちゃんから電話があって、 「調子が悪いから病院に連れて行ってくれ」と言われたらしい。 兄嫁が病院に連れて行くためにおばぁちゃんの家に行ってみたら、 家は荒れまくり、服を買う金もないからボロボロの服だったらしい。 元々財産をもっていた人だから、いい育ちだったのに、どれだけ惨めだっただろう。 それでもおばぁちゃんは末の息子の実父を本当に可愛がっていて、 離婚の時も「息子は悪くない」とママを責めていたそう。 そんな息子にこんな仕打ちをされて。
とにかく、兄嫁はすぐに自分の家に引き取り病院に連れて行った。 その時すでに、余命3ヶ月だった。 ガンが進行しすぎて手遅れだった。 おばぁちゃんは体調が悪くても隠していたらしい。 だけど余命3ヶ月って相当進んでるよね?なんで実父は気付かなかったの? 早く死んでほしかったの?
お見舞いにもあまり来ず、危篤だから逢いに来いと言っても、 「行ってどうにかなるわけじゃない」と、実父は逢いに行かなかった。
おばぁちゃんは、最後の方になると、ボケてきて、息子の顔すらわかっていなかったそうです。 珍しく実父が見舞いに来ると「あの人は誰?今日は調子が悪いから早く帰ってもらって」と言ったそうです。 あんなに可愛がっていた息子なのに。 それでも。 それでもおばぁちゃんは、息子の顔すら覚えていないおばぁちゃんは、 「みなちゃんに逢いたい」と言い続けていたらしい。 意識が朦朧としてる時でも、うわごとで、「みなちゃん、みなちゃん」と。
8年前、母方のおばーちゃんの方に、このおばぁちゃんから頻繁に電話がかかってきていたそうです。「みなちゃんに逢わせて」と。 ママは許すはずもなく、だからおばーちゃんも中々あたしをあわすことができずにいた。 そんな状態で、8年。 今、逢いたいと思ったときに、おばぁちゃんは、いない。 今なら逢えるのに。 今なら逢えるのに。
ボケて息子の顔を覚えていなくて幸いだったのかもしれない。 最愛の息子にこんな仕打ちをされて死んでいくなんて、あまりにも惨い。
そしてあたしは実父を軽蔑しきっている。 そんなのと、血が繋がっていると思いたくない。 そんなのと、似ているだとか言われたくない。 本気で嫌だ。 あたしの物の考えや行動は、ママに似ていない。 勉強好きな所や慎重すぎるところやなど、これは父親譲りだといわれた事がある。 だとすれば、あたしもそんな最低な人間のうちに入るのだろうか。 あたしも将来そんな最低な人間になるのだろうか。
確かに顔なんて覚えていない。イイヒトだった、とかいえない。 思い出も覚えていない。 だけど、泣くには充分すぎる出来事でした。
おばぁちゃん。 確かにあたしは貴方の事を覚えていないけど、 貴方から受けた愛情は微かに記憶に残っているし、 アルバムに写る貴方を見て、思いをめぐらす事もありました。 あたしが元々標準語を話していたのも、周りが標準語を話していたからだし、 貴方もそのうちの1人だった。 忘れているはずなのに、標準語を話すおばぁちゃんくらいの年の人の声を聴くと、 懐かしくなりました。 もうどうしようもないけど、生きてるうちに一度逢いたかった。
お墓参り、行くから。絶対。
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