あまいせいかつ

2007年07月22日(日) るかちゃん映画鑑賞会「わたしのように美しい娘」

期待していなかったのですが
好きなタイプの映画でした。
わたしはきっとトリュフォーでは大作と言われてるより
こういった小作の方が好きなのかもしれません。

あらすじはこちら。
私のように美しい娘(1971) - goo 映画

まず主役カミーユが「あこがれ」で
主役だったお姉さんだったことにびっくり。
「あこがれ」からは15年後の作品だそうです。

カミーユのアバズレはちゃめちゃ悪女ぶりが痛快な作品ですが
どうもわたしはカミーユがアニータさんに見える。
アニータさんに比べ嫌な気持ちがないのは
この女優の清潔さと思いたいけど
実際は国税を私利私欲に使われてないからかもしれません。

カミーユはウルトラ音痴ですが歌手を目指します。
カミーユのとりこになっている教授が
「カミーユはプロの歌手になれるでしょうか?」とプロの歌手に訪ねると
プロの歌手はこう答えます。

「寝技はプロだ」

ドイツもこいつもちょっとヘンな人ばかりのこの映画。
ラストシーンにほのかに救いのあるところが
この映画の良いところな気がします。

下の画像は自分の夫が車にはねられ
「死んじゃったの?良い人だったのに」と泣くカミーユ。
でも生きてたら「なんだ 生きてるの?」というカミーユ。
どっちかにしようね?




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