思い出の散歩道
こお



 やる気なくしたっぽ。

LSの会話が楽しそうで、それに入りきれない自分。
フレとも会話をしないように姿を隠している自分。

姿を隠し、LSを外して一人で「pt不可」とか書いて、他にも「引退をほのめかす」コメントを書いていた。
途中でLSだけで作っているptを遠めで見て、ずっとそれを追っかけていた。
なにしたいんだろな、自分。

辻ケアルされた。

ありがとうって言って、少ししてだ。

「なにかありましたか? もしよければお話してくれませんか?」

と、先ほど辻ケアルしてくれた人からtellがきた。
まさかって思った、辻ケアルしてくれた人からこんな言葉が来るとは思いもしなかった。
嬉しかったと思う。
誰かに気づいて欲しかったから、あんなコメントを書いていたんだろうし。
たくさん話を聞いてもらった。
そして、その人も今いざこざがあってLSを外しているのだって言ってくれた。
二人とも違うけど、なにかしらの蟠りを持っていた。
それが僻みや、嫉妬だってことは分かっているけれど、それを素直に認めて皆と付き合うような広い気持ちを持っていなかったのだ。
二人でコンシュタットの広い空の下でずっと話していた。
一度も組んだことのない、たった一つのケアルだけの繋がりのくせに二人で話してた。
二人して、「おかしいよね」と笑っていた。
リアルで言えば、目の前に落ちた財布を拾ったら中から破れた写真がこぼれたようなそんな偶然の出会いなのに嬉しくて仕方がなかった。
最後に語ることも尽きて、二人で暮れてゆくヴァナの世界で二人で沈む夕日を見ながら言った。

 またヴァナで会おう。

 今度は二人ともLSを付けて出会おうよ。

それが「約束」と言えるものか分からないけど。
それが「絆」と言えるものか分からないけど。

二人はサヨナラをした。
でも、別れた後私はLSをつけようとして、躊躇い、そのままログアウトした。

Eさん、心からありがとう。
この世界にもう少しだけ絆を求めていけるかもしれない。

2003年09月24日(水)
初日 最新 目次 MAIL


My追加