まろやかな日々
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2006年04月13日(木)

実家で、夕食を御馳走になっている時に
「新しい家を買ったら、猫と一緒に暮らすんだ」と、言ったら
即座に母に反対されました。

・働いているのに、世話が大変
・室内で飼うと、家財がダメになる
・死んだら可哀想
って、もっともらしいことを言われました。

帰り道、彼とその話をしたら
「やっぱり、飼うの辞めようか」と、言いました。
彼は、生き物を飼ったことがないので解らないのです。
だから、周りの言うことを真剣に聞いて
納得出切るところがあったのかもしれません。

でも何だか、とても悲しくなって
運転しながら涙がいっぱい出てきてしまいました。

母にちょっと言われただけで、簡単に気持ちを翻すなんて。


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猫のコトも、ジミーのコトも。

私は、中学の林間学校中に
飼っていた親猫と、生まれたばかりの3匹の子猫を
両親に捨てられたことがあります。

家に帰ったら、雄猫1匹しかいませんでした。
紙袋に入れて、クルマで遠くに置いてきたコトを聞きました。
帰巣本能があるから帰ってくるかもしれないと
ずっと待っていたけれど、結局戻ってきませんでした。

まだ、避妊手術がそんなに行なわれていない時でした。
それでも、これ以上猫を増やせないのならと
お年玉を全部出して、土下座までして
手術を頼んでいたのです。
もちろん、お年玉を全部出したって
お金が足りないことは解っています。
でも、それが私に出来る精一杯のコトでした。

両親の答えは「NO」
そして、出した結論は飼育放棄だったのでした。

絶対に許されることではない。
でも、結局何も出来なかった幼い自分を責めました。
大人になったら、絶対に
捨てられた猫を引き取って、最期まで一緒に暮らそうって決めました。

そして、大人になって
いよいよ自分の決意を実行に移せるところまで来たのに。

私は彼に、気持ちを訴えました。
泣きながら、あの日のコトを話しました。
ブランド猫ではなく、保護された猫にこだわる理由を。

彼は、私を抱きしめて
「解った。解ったから。一緒に暮らすから大丈夫だよ」
と、言ってくれました。

「いつか猫と暮らす」って思い続けることも
今の私のココロの支えなのです。


あの頃私は。。。
2003年04月13日(日) 初めての夜

華泉 |MAIL
まろの気まぐれ日記
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