まろやかな日々
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昨日、昼間は同期2人と舞台を観て 習字教室にご挨拶に行った後 実家で夕飯を食べさせてもらいました。
彼はスロットに夢中で 夜までやりたいとのコトだったので。
妹は友だちと遊びに出かけていて 母は卓球サークルの練習に出かけるところ。
夕食は、久しぶりに父と2人で取ることになりました。
父と私は、結構仲がいいので話が弾んで 来年に迫った父の定年の話になりました。
定年後、どうするのか。 母や妹とでは怒ってしまって、ロクに出来ない話をしてくれました。
父は、工場勤務で 夏は40度もの気温の中で、40kgもの商品を運んだり 加工したりするシゴト。 滴り落ちる汗で商品をダメにしないよう、細心の注意を払いながら。
社員の高齢化が進む中、1人1人に架かる負担は増々大きくなり やっとの思いで働いていると。 退職後、生活が厳しくなるということは解っていても 再雇用は考えていない、と言いました。
そこまで言う父を見るのは初めてだったので 「そんなコト言ったって、毎日パチンコは出来ないんだから ヒマで仕方ないかもよ」 と言ったけれど、決意は固いみたい。 年金を前倒して、どうにか食い繋げばいいと言っていました。 幸い、ローンもないし。
そっか。 45年も働いていたんだもんね。 それでここまで育ててもらったんだし。 何も言えないな。。。 せめて、ボケないようにしてねってくらいで。
糖尿病なのに、それでも生活習慣を変えない父が あとどれくらい生きられるかなんて、誰にも解らないし 本人が言うように、それをビビッて好きなコトを我慢したくない という気持ちも解らなくはない。 長生きしてほしいけど。
とりあえず、毎日エアロバイクは欠かさないでね。
ちょっとうれしかったこと。 友だちの子どもの話から
あの頃私は。。。
2002年07月03日(水) きぬ@パイナップル
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