まろやかな日々
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2005年06月17日(金) 限界

もう、限界だった。

今の治療で、妊娠できる気がしなかった。
基礎体温の状態や、思いきった治療が出来ないことなどを考えれば
容易に解ること。

2〜3年子どもが出来ないと不妊と言われるけれど
不妊になってから検査→治療していたら
いつ妊娠できるか解らない。
そんなに暢気でいられない。若くないんだから。
今だから耐えられることもあるはずだもの。

彼と2人で、診察室に入った。
センセイは妊娠したかと期待したみたいだけれど。
思いきって、今の治療をいつまで続けるのか聞いてみた。

「通常は・・・、これで1年くらい様子を見ます。
 ダメなら、AIH(人工受精)やIVF(体外受精)なども出来るけど。。。
 ただ、あなたの場合は
 やはり筋腫があることが、積極的な治療の妨げになっています。
 薬を投与するにも、常に影響を考えないといけない。
 今の状況で妊娠出来ないわけではないけれど
 急ぐのであれば、取ることも考えないといけないでしょう」

やっぱり。。。

「あなたの身体だから
 きちんとそのことを受け止めて、考えた上でこれからのことを決めてください。
 取るのであれば、大きな病院に行かなければなりません。
 今後の治療も、出来るだけ家から近い病院の方がいいのも事実です」

覚悟していたはずだったけれど
やっぱりショックで、涙が出てきた。

「最初に行った病院
 嫌かもしれないけれど、もう一度行くのも1つの方法ですよ。
 不妊専門の医院だし、しっかりしていると思いますよ。
 そういう病院は混んでいるから
 必要最小限のコトしか言わないこともあるだろうけれど。。。」

あの時の気持ちが蘇ってきて、苦しくなった。
絶対に行きたくない。

「あまり思いつめるのは、よくないよ。
 焦ると、身体にも影響が出るんだから」

センセイや看護士さんにそう言われても
涙は止まらない。

考えなきゃ。。。これからのこと。
私のカラダを助けてくれる人は、どこにいるんだろう。

彼は、応援するって言ってくれた。
勉強もするって言ってくれた。
私がそれでも頑張るって言ったから。
いつもいつも、迷惑掛けてごめんなさい。



 

あの頃私は。。。
2003年06月17日(火) クルマ
2002年06月17日(月) きぬ@後ろめたさ

華泉 |MAIL
まろの気まぐれ日記
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