まろやかな日々
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友だちが遊びに来ました。
彼女は、学生の時からの友だちです。 ちょうど、10年くらいになるのかな。
いろんなコトがあった。 その度に、絆が深まっていく関係。
私が結婚する直前に、一緒に旅行に行って 結婚式には、立ち会ってもらって。 彼女が結婚する時には、私が付けたヴェ−ルを使ってくれて 私は歌を歌って。
家は遠いし お互いシゴトを持っていて忙しいから、なかなか会えないけれど 電話やメールよりは直接会った方がいいって思っていて 会った時には、それまでの時間を埋めるように気兼ねなくお喋りしているの。
正義感が強く努力家で いつもクラスの中心にいた彼女。 就職してからも、全力で突っ走ってきました。 私は、そんな彼女をかっこいいなと思っていたし いつも一所懸命なところを尊敬していたの。 そして、ご主人と出会い結婚。 そんな彼女が、社会人10年目にして 人生の岐路に立たされていました。
1つは、3月末の退職。 もう1つは、不妊。
退職については、シゴトがあまりにもハードで 身体を壊すくらいのものだったので、限界だと常々言われていました。 でも、それ以上に彼女は 精神的に追い詰められていました。
子どもが出来ないことで圧力を掛けられていたのです。
彼女は、お医者に 「子どもが出来るのは、かなり難しいし 出来たとしても、母体が耐えられるかどうか解らない」 と、言われてしまっていたのに。
本当に悔しい。 今どき、子ども子どもって うるさく言う職場があるなんて。 親ですら言わないのに。
それ以上に、悲しい。 やり切れない。 諦めるしかなかった彼女の話を聞いても どうすることも出来ない自分。
何も言わなくても、親はきっと期待しているだろうからって 双方の両親に打ち明けた彼女。 どんなに辛かっただろう。
ずっと 出来るか出来ないか、ハッキリしてくれよ! ・・・って、思っていたけれど チャレンジ出来るだけ幸せなのかもしれない。
私は、グレーゾーンの今の状態が苦しくて 出来ないって宣告された時の辛さなんて、考えてもいなかったんだ。
ごめんね。 ごめんね。
貴女の言葉で、目が醒めた。 私、頑張る。負けないから。
そして、ご主人と一緒に乗り越えようとしている貴女を ずっと応援してる。
また、お喋りしようね。
あの頃私は。。。
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