まろやかな日々
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クルマの中で ちょっとした諍いがあって
といっても、私が一方的に怒っていただけなのだけれど クルマを降りて、家とは逆の方向に歩き出しました。
夜遅いこともあって、彼はついてきました。
それを振り切ろうとして、走り出した時
・・・足元で、メキッという感触があったのです。
素足でサンダルだった私は サンダルに、親指の爪を引っ掛けて 一部、剥がしてしまったのでした。
「あ、割れた。いて〜」と、私が言うと 彼が私に背を向けて、しゃがみました。
最初、何のことだか解らず 彼を追い越して「何しているの?」って聞いちゃったのだけれど。
「おんぶしてあげるって」彼が言うので ビックリしてしまいました。
いつもなら、あっさり 「恥ずかしいからいいよ〜!」って言うところだけれど
今日は何だか、彼の優しさがうれしくなったのです。
素直にお言葉に甘えました。
そこから、お家の玄関まで 重いだろうに、頑張っておぶってくれました。
彼の背中は、とても居心地がよかったです。
ありがとね♪
あの頃私は。。。
2002年09月01日(日) きぬ@御礼
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