まろやかな日々
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私は、結婚に向いていないと ずっと思っていた。
それは、前の人との別れの傷が 大きすぎたこともあるし 犯した罪を償うために 幸せになってはいけないと、思っていたこともある。
でも、それ以前に 私は結婚に向かない性格だと思っていた。
家事が好きじゃないこと マメじゃないこと 自由でいたいこと
それを許してくれるコトが結婚相手に求める条件だと 以前話した時、周りの人は笑っていた。 「そんな人、いるはずない」って。
彼は、それを満たしていた。 私は、ありのままの私でよかった。 でも新しい生活は、私が思っていたものとは違った。
私は彼のために、何かをすることが喜びになっていた。 家事をすることが 細やかに気を使うことが 行動を制限することが 何の苦もなく出来ていた。
もちろんそれは、それ以上に彼が満たしてくれるから出来ることだ。 うれしそうに笑ってくれること 「ありがとう」と言ってくれること 話を聞いてくれること 許してくれること
彼がいなければ、ダメなのだ。 現に、彼の帰りが遅く 夕食は外で取ると連絡が入った今 私は、自分の食事を用意する気になれないでいる。
彼が。 彼がいてくれてこそ。
魔法はかけられる。
あの頃私は。。。
2002年07月22日(月) きぬ@挙式形態
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