まろやかな日々
DiaryINDEX|past|will
今日、シゴトで どうにも我慢できないコトがあって 思わず、言ってしまった。
「もうやってられない」 「私も何も解らないバカだったらよかった」
それに対するフォローも何もないまま 帰宅した夜 リーダーから電話があった。
リーダーは、私が今後 職場で不利にならないよう、忠告してくれたのだった。
気持ちは解るけれど、そういうコトを表立って言ってはいけない。 周りで聞いている事情を知らない人が、誤解してお前の評価を下げるかもしれないから。 立場が悪くなるぞ。 そう、リーダーは言った。
そうか。 今の状況は変えられない。 ただ、我慢。 職場では、打ち明けるところは最早ないんだ。
そして、それ以上に。 私の評価が下がれば、彼の評価も悪くなってしまう。 彼に迷惑を掛けてしまうコトになる。
「ご迷惑を掛けてすみませんでした」 そう言って電話を切った後、とても苦しくて 涙が止まらなくなってしまった。
アパートの中では隠れる場所なんてあるハズもなく。 「ごめんね」って言いながら、彼の胸に顔を埋めて泣いた。
憚ることなく、大きな声で。
彼はその間、優しく抱きしめ ずっと背中を撫でてくれていた。
そして、こう言ったのだ。 「ずっと味方だから」
その言葉で、苦しかった胸の内が すっと軽くなった気がした。 そして少しずつ、私は落ち着きを取り戻した。
味方。 彼も、私も。 でも、悪いことをしていた時は軌道修正するのも 味方の勤めだよね。
こんなに心強い味方がいる。 私は、恵まれている。
あの頃私は。。。
2002年06月03日(月) きぬ@暮らすのは。
|