まろやかな日々
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「ずっと書道を続けさせてくださいますか?」
センセイが、そう彼に尋ねました。 今日、習字の後ウクレレ教室に行って その帰りに、彼を連れてもう一度習字の教室に戻ったのです。 試験の手続きが少し残っていたので。 センセイにもお式に来て頂く予定なので、挨拶も兼ねていました。 するとセンセイは、彼にそう尋ねた後 書道への熱い想いを語ってくれたのでした。
私たちに対する指導を見れば、センセイの気持ちは十分伝わります。 もしセンセイに出会ってなかったら、習字がこんなに面白いことを知らずに 一時の興味だけで終わっていたかもしれません。 彼は、その勢いに押されていたトコロもあったけれど もともと、私の好きなコトを制限しようとは思っていなかったので すぐにハッキリと「もちろん」と答えてくれました。 そりゃそうだ。 彼にだって、やりたいコトはあるんだもんね。
でも、何より私は そんな風に話してくれたセンセイの気持ちがうれしかったの。 出産しても、どんなことがあっても ずっと続けていこうと思います。 書道との絆がどんなに細くなっても、切ることなくずっと。 細く長く。 いつか、センセイが教えてくれたことが 揺るぎなくこの手の中に残るように。
あの頃私は。。。
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