まろやかな日々
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2002年06月26日(水) |
きぬ@喜べない気持ち |
7月7日に、学生時代の友だちと集まることになりました。 先日出産した友だちの為に、有志でお祝いのプレゼントを贈って 喜んでもらえたので、よかったねってことで。 そして、3月に結婚した友だちのお祝いも兼ねちゃおうって。 おめでたいよね。 うれしいよね。 でも、結婚絡みの集まりには参加できないって断った友だちもいた。 寂しいなって、思った。 けれど。 思い出した。 私にも、そんな気持ちを抱えていた時があったコトを。
それは、奇しくも7月7日。 私は、別れを告げられた。 ココロの闇は、時にカラダをも蝕むのだと知った。 ココロも、カラダも悲鳴をあげる中 平気な顔で友だちに逢うことは出来なかった。 「しばらくそっとしておいてほしい」私は言った。 逢ったらきっと、崩れてしまう。 みんなの優しさに、甘えてしまう。 どんなに苦しくても、大好きだったその人を悪者にすることは出来ない。 私は、失恋の苦しさを口にしなかった。 ココロの中に封じ込んで、ただじっとしていた。 傷が疼かなくなるまで。
10月。 私の一番悲しかった日。 その苦しさも、胸にしまいこんだ。 友だちには、元気なフリが出来るようになっていた。 でも、度々体調を崩して寝込んでいた。 12月に、友だち2人の結婚&出産お祝い会をやることになった。 気乗りがしないのに、幹事。 その日が近づくにつれカラダは不調を極め、当日になった。 素直に喜べない自分。 許せなかった。 自分を責めるかのように酒を飲む。 そして。 帰り道、酔いに任せて泣きじゃくった。 『どうして、私じゃダメだったんだろう・・・』 初めて、苦しさを吐露した瞬間だった。 友だちは何も言わずに、抱きしめてくれた。。。
自分の苦しさに向き合うこと。 それはとても潔いコトだと思う。 偽りの喜びよりも。 私も、自分の時はココロからの祝福が欲しいもの。 だから、それは強要すべきではないのだ。 忘れたくないのに、思い出したくもなかった。今まで。 確実に残して、でも見えない所にしまっておきたかった私の過去。 けれど、思い出したことで見えたものがある。 みんないつだって、一生懸命生きているのだ。
あの頃私は。。。
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