まろやかな日々
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2002年05月31日(金) きぬ@ピル

私がピルを飲み始めてから
明日で1年に、なる。

言い出したのは、私の方だった。
それまで私は、今後もう絶対
誰とも結ばれることがないと思っていた。











私は



















別れた男性との子どもを身籠ったことを知ったけれど





















次の日






















流産した。
















































無責任に生命を弄んでしまった。





















子どもの輝く未来を





















私は奪ってしまった。






















守れなかった。



















私が




















恋を、しなければ。































それから、私は
幸せになってはいけないと思っていた。

























この河を越えてまで
人を愛することは出来ないと。























でも。



































出会ってしまった2人。




















許されるのなら
それでも、なお



















結ばれたいと願うのが



















人間の哀しい性。



























でも、せめて
結ばれるのなら




















もう2度と























同じ過ちをしてはいけない。


































私は以前、別れた男と一緒にいた時に
こういう話をしたことがある。






















「もし、子どもを犠牲にするなら
 私たちは絶対に幸せにならないといけない」




















でも、今は思う。





















決して、子どもを
理由にしてはいけないと。




















幸せになる理由。
結ばれる理由。




















それは、2人の問題であるべきなのだ。





















だから私は、
ピルを飲むことに決めた。



















彼は、心配した。
彼は、全て知っていた。

子どものことも
私のカラダのことも。

だから彼は今でも
毎晩、私がクスリを飲んだことを確認した後
必ず「ありがとう」って言う。

2人の問題だから。
2人で、これからも生きていくから。




















私は。




















彼に気がつくことが出来て























本当に良かったと

































ココロから思う。











































あの頃私は。。。

華泉 |MAIL
まろの気まぐれ日記
まろ様へ
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