「人生で一番たくさん、君に年賀状を出してる気がします」
こう書かれたハガキが、今日届いてた。
そういえば。 人生の半分以上を、君と友達でいるね。
ふあふあの天然パーマが愛らしい、大人びた子だった。 近年まれにみる裏表女で。 とても仲良くなれる気がしなかった。
だけど。 いつのまにやら、いつも一緒にいたね。
アタシの前にいる君は、思ったことを何でも口に出した。
嫌だったよ。 何でアタシにばっかり容赦ないこと言うんだって。
でも。 他の人には完璧に作り上げてる壁を アタシには作ってないってことに気付いたんだ。
今、君の言葉は、アタシを冷静にさせてくれる。 いつも、何大人ぶってんだよって思うけど。 適当な相槌をうたれるより、ずっとアタシの事を考えてくれてるんだって思う。
ありがとう。
これからもずっと。 人生で一番たくさん年賀状を出している友人でいさせてくれ。
アタシも。 「人生で一番たくさん、君に年賀状を出してる気がします」
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