2006年09月20日(水)紋切り型



否定は簡単だ。

例えば特定の情報を共有するだけで、
感情は膨れ上がって暴走をはじめ心とは関係のないところまで行ってしまう。
熱気球のように。

それが嫌だと知っていたのに。
繰り返す。

相手の裏っ側にも同じものがあることを承知しながら、
それでもうまくやっていける。
それが女というものの特性だと思う。




泣き方も
謝り方も
その後の何事もなかったような爽やかな態度も笑顔もぜんぶぜんぶぜんぶ
カメラに向かって演技をする女優みたいだった。


そう、否定するのは簡単なんだ。
こうやって言葉にしてしまうのも簡単。
好きと嫌いにすべてを分類してしまいたいと思う。


でもそうはしない。
それは楽であっても賢くはないと知っているからだ。



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