| 2007年03月08日(木) |
義経語り。拍手レス。 |
私、たぶんホントは九望いけるんですよね。 むしろ、九望本とかで 九郎がすごく義経っぽいやつとか読んだら泣くのかも…。 だって、それって静と義経ってことだもんね。 静はね、気が強い子なんです、本当に。 だって日本一の白拍子だよ。 どんだけだよ。 雨まで降らせちゃって、シャーマン的な意味も含めて 舞や声なんかの美しさも合わせて どんだけちやほやされたアイドルだって話ですよ。 引く手あまただよ。 それが! 何もかも捨てて義経だけを選ぶんですから! だって、あの子(義経)途中から国家反逆罪よ。 後白河にてのひら返されて追討の院宣出されてから もう日本になんて居場所がなくなったんだから。 (ぶっちゃけ、院宣の効力が届く範囲なんですけどね) 何もなくなった逃亡者の義経に 惜しむものなく、ぽんとその身一つでついて行っちゃうんだから どんだけの自信だよ。 どんだけの想いだよ。 どんだけだよ、ホントマジで。 すげぇ女だなぁ…とか感嘆してしまうわけです。 静は惚れるね。 マジで惚れるね。 自分、男だったらマジで静がいい。 静よりいい女はいない。 日本で一番、世界で一番、宇宙で一番いい女。 今まで生まれてきたすべての中で、これから生まれてくる誰よりも。 義経を愛している静が一番いい。 私にとっては、だけど。 結局、義経と静って似た者同士だなって思う。 うちの望美には、わりとかなり静の気の強さとか激しさとか 冷静なとことか、動じないとことか そういうの取り込んでて、ぶっちゃけ静御前のモデルとして 動かしてる場合もあったりで。 だから、「九郎を護ろうとする」必死で一途な望美は大好きです。 むしろ、本気で一番好きなのは もしかしたら九望かもしれない。 九望っていうか、確実に望九なんですけどね。 カリスマとカリスマの出逢いっていうか。 より強いのは九郎義経だったというか。 だからほらあれあれ、アポロンとアルテミス? マジでアポロンとアルテミスって私の義経静のイメージです。 どちらかというと、義経の方が温厚っていうか(笑) 望美と九郎にも当てはまるんだけど。 だから望九望でも、望美が弱くて九郎が一方的に強くて 望美を護ってあげるっていうのは好きじゃない。 背中合わせに戦えるところが、二人の魅力。 むしろ、優しい九郎が手を止める場面でも 愛おしい者、愛する者を護るために 一瞬たりとも手を止めず、斬り捨てる望美であって欲しい。 大切な者に対する感情(執着?)は絶対女性の方が強く激しいと思うし 女性は感情的だという意味も含めて。 義経が多少、女性的で感情的だという部分を差し引いても。 鎧投げちゃうんだから、よっぽど気が強いですよ。 別れの際に、縄で縛られちゃうんだからよっぽどですよ(笑) もう望美の話だか、静だか、義経だか九郎だか 混ざってきちゃってますが。 静の舞扇は、研ぎ澄まされた刃のようであったと私は思います。 はったりでなく。 アクションゲームの静が、武器で扇を振り回してるのとは意味が違って。 あの子の人生における武器は、いろいろな意味を含めて 舞扇であったのだと思います。
基本的に、義経が恋している話は好きではないし そうじゃないと思う。 義経は恋愛を知らずに死んでいったと私は思う。 彼の心にはそんな余裕は一瞬だってなくて 本当に一途で不器用だったと思うから。 目に入るもの、全部大切にしたかったと思うから 一つ一つしかできなくて 逃してしまったものもたくさんあったんだろうな。 義経は誰かを恋しくて、胸を痛めたりはしないんです。 その対象はすべて、母であり源氏であり、兄で父だったと思うから。 でもね、女の子は好きなんですよ。 優しくて柔らかくていい匂いがするから。 恋愛はしなくてもHはする、みたいな。 大切な何かがぽろぽろ欠けてるんだと思うんです。 だから、強烈に惹きつけられる。 そういうことだと思ってます。
私の知っている殿は恋愛を知らない。 でも人を愛しく思う気持ち、恋い慕う気持ちはよく知っている。 人というか、命や生き物をとても愛おしむというか。 戦場でまさに修羅の如く、悪鬼の如く人を殺すから その反動なのかもしれないけれど。 でもそのあたりの自覚も曖昧で 継信が死ぬまで気付かないようなところもあって。 それは矛盾じゃなくて、彼の心の不思議なんだと思う。 彼の中には彼ルールがある。 それにのっとって、義経は生きている。 義経の中の、義経なりの真実。 それが一途で純粋で、彼のカリスマなんだと思う。 うまく言えないんだけど、矛盾じゃないという確信がある。 不意に何かが欠けていたり でも大切なことはよく知っていたり。 本当に不思議な存在なんだと思う、義経って。 理屈でどうこう出来るようなら 凡人に分析できるようなら 鵯越の逆落としなんてしませんて。 嵐の海に漕ぎ出したりしませんて。 秀衡が義経を迎え入れたのは 義経が義経だったからで、秀衡はそれを見抜いたんだと思うな。 妬まれるし、疎まれるし。 わかる気がするな。 だから、義経の周りの郎党っていうのは本当に純粋なんだと思う。 結局似た者同士が集まっているんだろうなと思う。
うん、なんかまた気がついたら義経語りをしていた。 早く寝ようと思ってたのに 朝になりました。 あーあーあーあー…。 言い足りない。 書き足りない。 でも寝なきゃ!! 大変だーーー!!!
拍手ぽちぽちありがとうございますvv 少しでも早く更新できるように頑張りますので 見捨てず見守って頂けると嬉しいです。 小説とか4ヶ月も更新してないって…ホント最低ですよ。 以下は拍手レスです。
>3月8日 22時 F様 「義経千本桜」絵本、ホント可愛いですよ〜vv 私も見つけた瞬間、速攻買ってしまいました。 言い回しとかもちょっとコミカルで現代風(?)で でも子供向けで本当に可愛いです。 絵も綺麗ですし、オススメですvv 今思うと、桜、狐、鼓って、物語を作るのに どれか一つでも十分なくらい魅力的な要素を持ってますよね。 それを全部揃えて しかも平家物語の要素も取り込んで 一本の話にしてしまうんだからすごいよなぁって思います。 わりと分断されてるような、 無理に繋いだようなところもある気がしますが 「義経千本桜」があれだけ支持されるのが ちょっとわかったような気がします。 本当の良さなんて、きっと全然わかってはいないんでしょうけど…。
ちょっと誤字脱字確認してる時間がないので寝ます。 間違えてたら後日直します。 おやすみなさいーーー。
「金曜は教室に一人の日なので頑張ります!」
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