朝日記(合戦中)
毒舌、ネタバレ注意。義経教注意。

2006年07月29日(土) 今日の事件。「美しの水」祭り6。

今日の事件。

○祖母が亡くなりました。
明日はお通夜、明後日は告別式です。

○九郎の戦闘服を買いました(相方が)
気がついたら買っていました(相方が)

○理科の実験教室で作ったスライムの色。
源氏の白(ややシルバー入り)。
透明ピンク(ラメ入り)。
ゴールデンピンク。
生徒よりはしゃいでました。
3個も作りました。
なかなかに可愛くできたラメ入り透明ピンクは
生徒にもらわれていきました。

持って帰ってどうするの?ってクールな生徒に聞かれて
答えに困りました。
すぐ捨てるってわけにもいかないよなー…。
どうするんだろう…。
せっかくだし、しばらく部屋に置いておこうかな。
そう思ってたのに………。
さっき気がついたら
ひらすらスライムに触ることに夢中になっていました。
………。
確実に30分以上はやってたね。
明日はお通夜だっていうのに
夜中にひたすら無心にスライム触ってる大人って…。
金ピンクの子と源氏の白の子はかたさ(とろけ具合)が違うのです。
最初源氏の白(とろーり派)で遊んで
一通り満足したら金ピンクの子(ぷるるん派)で遊びました。
マジ楽しかった………。
どどど…どうしよう……。
でもなんかストレス解消に良い気がする。
単純作業だし
触り心地が大好きだし
思いの外はまってしまった。
「お前ってときどき驚くようなものにはまるよな」
いいからやってみろって。
マジ楽しいんだって。
スライム、サイコー!
今度の実験教室は、スーパーボール作りかも!?

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「危なくなったら
俺んとこ来い!」
「ぬかせ」


White、義朝から清盛へ。
二人が共に戦った保元の乱での義朝のこの言葉は
自信に溢れた勇ましい言葉でした。
そして返す清盛も満足げで
ライバルでありながら友であるの二人の関係は
観ていてとても心地よいものでした。
とても楽しそうでした。
本当に良いライバルだったんだと思います。
そして、これは伏線でもあったんです。

平治の乱。
天下を巡ってぶつかる義朝と清盛。
裏で手を回し、常盤を奪って義朝を裏切った清盛との戦いに
義朝は苦戦を強いられます。
平家の優勢は火を見るよりも明らか。
源氏は敗れる。
義朝はもう終わりだ。
そんな戦乱の中、
対峙する二人。
義朝はもう一度言うんです。

「危なくなったら
俺んとこ来い
(って言ったろ)」


裏切った清盛を決して責めたりはしない。
常盤をどこへやったのかと問うこともしない。
ただ、こう言うんです。
保元の乱のときのままの
以前のままの関係であることを信じていたい気持ちもあった。
けれど、義朝は知っていたんだと思う。
お前が己自身の闇に呑まれそうになったときには
助けを求めにきてかまわない。
今がそのときだというのなら
俺はお前を受け入れよう。
そんな思いもあったと思う。
義朝は、清盛を責めるどころか認め、受け止めようとした。
よく来たな、そう言っているようにさえ思えたと思う。

そんな義朝の態度に、清盛は声を荒げる。
「なんでお前はそうなんだ」と。
いつもそうなんだ、と。
常に沈着冷静で、声を荒げることなどしたことのない清盛が
初めて胸の内をさらけ出して叫ぶ。
そんなお前が気にくわない。
お前のことなど昔から好きではなかったと。

焦燥。
嫉妬。
敗北感。
どこまでもこの男には敵わないと
卑怯な手段を用いてさえ、義朝には勝てないと
思い知った瞬間だったのでしょう。
清盛は義朝に言うんです。

「俺はお前を親友だなんて思ったことは
一度もなかったよ」


どれ程の思いを込めて言ったのか。
今までずっと、清盛は義朝と対等であると思えたことがなかった。
義朝との関係を気にかけてばかりの清盛にたいして
義朝は清盛のことなど相手にしていないようにも見える。
悔しくてたまらなかった。
いつもいつもいつも。

でも違った。
義朝はどこまでも清盛を信じていた。
疑うという行為にすら及ばないほど
否、気がついていた癖に
そんな清盛さえすべて受け止めて
清盛を友と呼び、その生き様を認めてくれていた。
それさえ、忌々しい。
何から何まで敵わない。
そう思い知らされる。
ジレンマですね。
清盛は、苦しかったと思う。

そんな自分への罰でもあったのだと思う。
この男をもう友と呼ぶ資格はないと。
己に宣言するように、義朝に告げたから。

清盛は本当に不器用です。
そして義朝も。
そんな二人の互いへの想いがとても好きだった。

平治の乱で義朝を敗って
ようやっと天下を手に入れた清盛は
達成感というより
虚無感、孤独感に駆られていた。
友を裏切り卑怯な手段で蹴落として
ようやっと手に入れたその先には何もなかった。
得られるはずの安堵も、幸福も
そこにはなかったんですね。

「俺が本当に欲しかったのは…お前だ」

義朝と共にあり
競い合っていた日々が、清盛にとって最高の日々だった。

清盛は義朝のカリスマを恐れ、そして誰よりも惹かれていた。
清盛の目指した場所。
本当に欲しかったもの。
それは外伝「大地」の熊野にあります。
清盛の想いを胸に刻んで、ぜひ大地のあの熊野の夏を観て欲しい。
穏やかなあの会話が
本当にたわいのない一言一言が胸に沁みます。

義朝を失ってから気付いた清盛が遅すぎたとは思わない。
そして義朝は本当に熱く鮮やかな人だった。
そんなところが私のイメージする義経によく似ています。

私は清盛のもの寂しげな背中がとても好きでした。


「…ね、寝なくちゃ…頑張ってきますよ、心的に」


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小保 朝 [HOMEPAGE]

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