朝日記(合戦中)
毒舌、ネタバレ注意。義経教注意。

2004年01月30日(金) 人体の不思議展

人体の不思議展に行って来ました。
有楽町の。
すごかった…。
すごかった。
いやもう何に感動すればいいのかわからなかった。
実際に生きていた人の生身の体を
何十体も並べてしまうところか。
死体を標本にしてしまう技術力か。
いや、なんていうか絶対神社とか鎮魂の祠みたいの
傍に一緒においといた方がいいと思うんですけど…。
標本に触れたんですけど
触る前に心の中で拝んで
触らせて頂いたあとにちょっと離れてから手を合わせてしまいました。
たとえ許可されたものであったとしても
あんなにズカズカ触ったりしたら失礼だと思うけどなぁ。
感謝と敬意を込めて学ばせて頂くべきだと思うけどなぁ。
おかしいのかな、私。
平安時代とか死体なんてそこらに転がってたのかもしれないけど
やっぱり手を合わせてしまう私は信心深いのかな。
うちは無宗教ですけど。
いや、私個人でいうなら一人義経教ですけどvv
思わず目を背けてしまいそうにもなったけど
これが事実でお医者さんはいつも見てて
昔の武士は合戦の中でたくさん目にして
別に驚くことでもなんでもない当たり前のことなんだと思うと
不思議と冷静になってしっかり見れました。
もともと好奇心旺盛なので。
知らないものや知らないことは何でも吸収したいのです。
自分の体なんだしね。

でもきっつかったのは胎児。
三ヶ月、四ヶ月、五ヶ月、六ヶ月、八ヶ月、九ヶ月、十ヶ月
だったかな。
7人の赤ちゃんが一つのケースの中に並んでいて…。
これは痛々しかった。
いたたまれなかった。
大人の場合はおじいさん(男の人がほとんどでした)が多かったけれど
赤ちゃんは…。
この子たちは本当はこれから生まれてきて育って
たくさん楽しいことや悲しいことがあったはずで。
少し違えばお母さんの腕に抱かれていたかもしれなくって。
何て言うか。
言葉がなかったです。
胸が痛かった。
なんとも言えなかった。
ああ、言葉って不自由。
でもね、私絶対医者にはなれないなって思った。
人の命なんて背負えない。
絶対。
医者ってすごいなって思った。そういう意味でも。
ああでもそしたら。
患者が命じゃなくて物に見えてしまうのもしょうがないのかもしれない。
そうじゃなきゃ医者なんてやってけないのかもしれないなぁ。
なんて思ったりして。
2時間もいました。
たくさん学びました。
ありがとうございました。
一生懸命生きようと思いました。


「喫煙者の肺は本当に真っ黒でした。タバコやめた方がいいよ?」


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