しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2008年12月29日(月)  ダークサイドで締めくくってスミマセン。

酒井順子の『おばさん未満』を読んだ。

その中で、
「目的によって友達を使い分ける」
というようなことが書いてあった。

目から鱗だった。

この友達は
私にとって何なんだろう?
そんなことを今日ふと思った。


毎年2回、
幼なじみで集まっている。
冬は年末か年始に
ランチに行ったりしている。

この前
そのうちの一人、Aちゃんからメールがきた。
「今回は29日がいいんだけど、みなさん都合はどうですか?」

Cちゃんからはすぐに「29日でOK」の返事が。
私は「スミマセンっ、29日は仕事休めないので・・・」
と返事をした。
Bちゃんはご主人の都合を確認してからということで
夜「29日、大丈夫です」と返事がきた。

続けて
「さらさは今回は残念だね〜」
「また夏に会おうね」
「参加者は場所と時間を相談しましょ」
とあっさり締めくくられた。

あ、あれれっ、
もう29日に決定ですかっ?

「29日は仕事休めないので・・・」
の「・・・」には、
「別の日じゃだめ?」という意味を込めたつもりだったんだけど・・・
「今回は29日がいいんだけど」というAちゃんのメールには、
「この日しか都合がつかないの」という意味が込められていたのね・・・
そして、あとの二人もそう解釈してたってことは、
私が勘違いしたってことみたいだし
私は言葉も熱意も足りなかったと思った。

「残念。それではまた夏に・・・」とメールをした。

それでも
なんとなく釈然としなくて
いろいろ考えた。

参加できないことがショックだったのね、私。
っていうか、
あっさり除外されたことに腹が立ってるんじゃないの、私。
ただの年中行事化してる気もするから
都合が悪ければパスしてまた次ってことでいいじゃん。
でもほんとはそんなに楽しみにしてなかったのかも、私。

Aちゃんは子どもを3人もつれて
200kmも離れた町から帰省してくるんだし
ご主人の実家にも気をつかわなくちゃならないし
毎回とても楽しみにしてるみたいだから、
ここで私が「別の日にして〜!」とは言いにくいもん。

でも、じゃあ、もしも私が最初に
「今年のランチ会は30日がいいんだけど、都合はどうですか?」
ってメールして、あとの二人が「OK」だったとしたら、
Aちゃんが参加できなかったってことだ。
言ったもの勝ちってことか・・・。
「言ったもの勝ち」が、どうもキライな私。

私の悪いクセだ。
その場ではっきり自己主張しないくせに
(今回の場合なら「別の日じゃだめ?」と最初にメールすること)
別の人にいいところを持って行かれた気がして
ソンした気分になる・・・。

このちょっともやもやした気分・・・
久しぶりに思い出したけど、
子どもの頃しょっちゅう味わっていた気がする。

性格って、変わらないもんなんだな・・・しみじみ・・・。


さっき、Aちゃんから
「今日は会えなくて残念だったわ」とメールがきた。
私に気をつかってるのかもしれない。

だけどダメだ。
今夜の私はひねくれている。
絵文字だらけで
使ってる言葉まで何だか軽いメールに
どうしても返信する気持ちになれない。
一晩寝て、明日返信しよう。


ということで、来年の抱負。
「はっきり自己主張する」
「あとからうだうだ言わない
(でも日記に書くのはよしとする。笑)」



今年もお付き合いくださって
ありがとうございました。
それでは良いお年を。。。


 < back  index  next >


さらさ [MAIL]

My追加