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■ 茨の道
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行ってきますとカキカキしてから10日間が過ぎた。
あれからずっと病院へ滞在、わたしの絶望の日々、わたしは私を呪うであろう。それがわたしの生きる道なら諦めるっきゃないと自負しなければならないだろう。新たな、茨の道。この道はどこまでも続くんだろう。この身、この気持ち一体どこにおけばいいんだろう。たまらない。 点滴棒を押しながらどこへ行くにも連れて、外来のお外のお庭のベンチに、ぼーっと 行き交う人を眺め虚ろの自分がいる。辛い茨の道。隔離の日々がどんなに辛いか、誰にも分からないだろう。分かっているのは自分だけということ。
2005年07月15日(金)
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