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■ The gray sky.
昨日は病院へ行ってきた。
昨日の気分は良かったのに
今日は灰色
今日のお天気と同じ
灰色の空
朝から起きる気がしなくて
今までインベッド
ひとりぽっちのお家は広すぎて
見るもの切ないものばかり
この心のギャップは何なのだろう
昨日は吸入して点滴してお咳はかなり楽になった
何か食べなきゃと思い
お薬も飲まなきゃあ
やっとの思いで起きて一階のリビングへ
食卓のテーブルの上にママのメッセージ
鮭の焼いたのとサラダと私のお椀が置かれていた
「ちゃんとお仕事しているんだなあ」って思いながら
ママの作ったお味噌汁を温めて
それから鮭をレンジでチンして
テレビをつけて ごはんを食べる私は寂しいね
わたしは何のために生きているんだろう
病気ばかり
病気になると心も病気になるよね
来週は都内の病院への予約が入っている
いろいろな検査をする
検査も辛いからいやだ
友達に会うのもなんだかなぁ
切ないよ
おしゃべりする元気がないんだなぁ
今日はおひな祭り
七段飾りは華やかだけど
家族は強いなあ
つよく生きているなぁ
どよーんとしたお空は寒そうで
ついでに自身もどよーん
心の中が硝子の欠片でいっぱいになってどうしようもないときは
やっぱり食べて眠るのがいいんだろう
何もする気力のないときは
眠るのが一番いいのかも知れないなあ
人に会いたくないときは
会わないのがいいのかも知れないなあ
悲しみや苦しみという壁は
一生幸せなら、ひとは何も考えず
甘えん坊の子供のまま大きくなってしまう
人は生きている限り悲しんだり苦しんだりする
人が悲しんだり苦しんだりしなくなったら、
人の人間としての成長は止まってしまうだろう
悲しみや苦しみを通過する中で
ひととしての経験が積まれていくのかも知れないなあ
だから
今日の気分みたいに
どよーんとしてても
訳もなく泣きたくなっても
人を羨んでいる自分がいても
それでもそれでも
逆らわない自分でいいんだよね。。。
2005年03月03日(木)
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