コトバあそび
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のびぃ!の世界はReal Paradiseへようこそ!にもあるのね


2002年09月03日(火) とうとうやってきましたよぉ!(初セーリングは危険がいっぱい!)

いざ、出陣!
大海原、といいたいところだけど、ここは琵琶湖。
だから、対岸もしっかり見えるし、下手すりゃあ、雄琴あたりだと
座礁さえしてしまう。キール(ヨットの下にある全長1.5メートル程度の板)が
湖底を擦るっていうのも決して珍しくないんだって。
だから、出艇したら、ある程度決まった方向に向かって進み出さないと
大変なことになってしまう。
昔、座礁した瞬間に居合わせたこともあったが、その衝撃は、
車が交通事故した瞬間とほとんど変わらないくらいだったからね。
たいがいにすごい衝撃です。

出艇してから、しばらく進んでから、セールアップするんだが、
進水式の日だって言うのに、ずいぶんな風。
琵琶湖では6年間ヨットに乗ってきているが、
こんな風の日はあまりない。
せいぜい5回くらいだ。
琵琶湖は外洋に比べ、穏やかなはず。
潮の満ち引きもないわけだし、海流もないわけだし。
でもね、そんな中でやってるからこそ、
外洋ではそれほどではない風でも、「すげぇ〜強風!」って声だしてしまうほどだもの。
まあ、強風の中、出かけていったのです。

沖にでて、セールアップ!
それにしても風は弱まる気配が全くないなあ・・・。
楽しく、進水式らしく・・・、なんて考えたけど、
そんな考えは、無用です!
もう!こうなったら、いってしまえ〜!
一気にセールに風が入って、パワーアップです!
一気にヒール(風のチカラでヨットが傾きます)します。

ここで自然とポジションが決定です!
「のびぃのヨット用語講座!」
のびぃたちのポジションを一つ一つ説明!

ぶうやん→ヘルムスマン・これは舵取りのことを言います。でもね、宇宙戦艦ヤマトの
            五代艦長のように「格好良すぎる」わけじゃないね。
            他のポジションの人たちの成果を一人で左右する人。
            だから、ヘルムスマンに対しては、失敗すればひどい叱責があり、
            うまくいっても当然、みたいな顔されるね。
            舵に集中して、あまり回りさえ見ることの出来ない
            精神的に相当タフなポジションです。

ふくちゃん→バウマン・ヨットのマストより前での作業はすべてバウマンの仕事。
           バランス感覚が求められるポジションだね。
           微妙なヨットの動きにたいして、瞬時に対応できて、
           その上、忍者のようにあまり動きを感じさせないで、動ける人。
           セーリング中のヨットの周りの環境を逐一報告する、情報伝達人だね。

ゆっこ→→→→ミドル・キャビンあたりに位置して、みんなのいろんな作業のサポートが多い。 
           セールアップやダウンの段取りや、シート類の整理や、
           強風時ではバウマンのサポートもしたりするしね・・・。

のびぃ→セールトリマー・ヨットには2枚のセールがあって、マストより前のセールをヘッドセール、
            マスト後ろのセールをメインセールといいます。
            そのセールを上手にいい形に作ってやるのが、仕事です。 
            考え出したら、もうキリがないってくらいに難しいです。

どうしてそんなポジション?っていうと、
クルーザー経験者ののびぃ、ふくちゃんがそれぞれのポジションにつくことで
なんとかうまくいくものなのです。
ヘルムスマン初挑戦のぶうやんもヨットには乗ったことあるわけだし、
できないわけではないからね。

見れば、湖面は一面の白波、小刻みに変化する風向き、小刻みすぎる波。
海に比べると全然弱い風でも、思いっきり癖のある環境なのです。

でもねえ、ずっと琵琶湖セーラーだった、のびぃ、ふくちゃんはもうたまらんって感じ。
学生時代から、人のクルーザーに乗せてもらって、レースにも何度だってでているけど、
こうやって、自分たちが所有しているクルーザーでセーリングするって楽しみは
もうたまらないですねぇ。

3時間ほどセーリングして、ハーバーに帰ってきました。
最後に難しいのは、船台にどう乗るかってこと。
ハーバーの昇降機に船台が乗っていて、クルーザーの速度を殺しながら、
上手にそこにたどり着かないといけないんだけどね。
なんで最初からそれなの?って感じだけど、波は大きいし、
野球をしばらくやってない人に、一発でストライクど真ん中に投げろって
いきなり言われたようなもので、ぶうやんの腕の見せ所ですね。

「右、右!」
「違う、左!」
惰性でクルーザーが進みながら、軽く舵を切りながら、進ませて、
水中に沈んである船台にゆっくりと進みます。
ハーバーマスターも、息を殺すように見つめながら、その瞬間を過ごしています。

「オーケー!」
上手に船台に乗れました。
これでセーリングは終了です。
きれいにセールをたたんで、後かたづけ。

あとは焼き肉でぇ〜す!
ありがとう、ぶうやん、のびぃはビールが飲めます・・・。

のびぃ「あ、僕、ビール」
ぶう「キリンレモン」

ぶう「しかし、同じキリンでも全然違うなあ・・・」
キリン一番搾りとキリンレモン・・・。
のびぃ「いやあ、ちょっとこっちのほうが麦が濃くて、苦いでぇ」
ぶう「ほんま、いやなやつ・・・」
のびぃ「あ、あ、あ〜〜〜、うまっ」
ぶう「う・・・」

肉もめっちゃひさしぶりに食べました。
「豚トロ」って初めて焼き肉屋で食べましたが、旨いですねえ。
ビールと食べれたから、なおさら旨いですねえ。
冷麺でしめて、「ごちそうさま!」

これから始まるヨット生活、めっちゃ楽しみです。


私は のびぃ♪

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