コトバあそび
おしながき|過去、読む?|未来、読む?
のびぃ!の世界はReal Paradiseへようこそ!にもあるのね
2002年08月21日(水) |
電柱大好き、のびぃ?(戦慄の後編) |
(昨日のおさらい)
コンパを主宰したのびぃは、奥手な?先輩ギャルズにアタックするも、苦戦中。
思わず口を割った「野郎はほとんど彼女持ち」発言に
先輩ギャルズ、完全に惹いてしまう・・・。
そして、そのあとに本当のメインイベントが待っていたのだ・・・。
居酒屋を出て、「次、バー行く?」とかいってます。
幹事の女の子が先輩に呼ばれ、少し離れたところへいき、
そしてなにやら話しています。
じっと見ていると、こっちを見ることなく、どこを見てるのか?ってかんじに
会釈をしてスーッと帰っていきました。
「明日、予定があるらしいんですって」
という報告でしたが、それは誰の目にも明らかです。
「あてがはずれたのね・・・」
人数が減りましたが、女子3名、男子6名で2次会、バーで再開です!
でも、のびぃの記憶はここまで・・・。
どうやら、お酒がすぎているようです・・・。
ではここからは、聞いた話をもとに・・・。
(聞き取り調査の結果です)
のびぃは酒の勢いに乗じて、どんどん飲み物、おつまみ、注文していたようです。
もっていっていたデジカメの画像によると、
両脇に女の子を座らせて、両肩を抱き寄せて・・・。
「おっさん」?・・・、のびぃ???
もう画像を見る限りでは、のびぃ、満面の笑みでございます。
なんでそんなに笑える?って感じ・・・。
(今、これを記しながら画像を確認しました。なかなかのものです???)
その場で2時間ほどでしょうか?
かなり上機嫌で飲んでました。
大声でしゃべりすぎて、バーの人に「静かにしてください」なんてさえいわれたくらいだから、
まあ、よっぽどやね。
酔っぱらって、記憶がないのに、起きたままで数時間も過ごすなんて
この前にもあとにもないからね。
でも、のびぃが記憶がないなんて誰も思わなかったみたい。
見た目、ただの酔っぱらいだけど、確かに声はでかいし、うるさいし・・・。
でも、まさか記憶がなくなってるとはねえ・・・って感じ。
でも、のびぃはバーに入って最初に注文したお酒は覚えているけど、
その先は全く・・・。
で、結局バーを出て、みんなで駅まで行こう!ってことで歩き出したらしい。
そしてそこでまたしても事件が・・・。
「姉さん!事件です!」(古いねえ、君も・・・)
のびぃはそこいらの知らない人たちに声をかけ始めました。
それもカップルの女の子の方に「やあ、久しぶり!」とかいっては
にこやかに声をかけていたらしいです。
もちろん、声をかけた相手は知らない人。
女の子の方は「え?、誰?この人?」って顔をするし、
彼氏の方は「おまえ、誰やねん!」っていって、怒鳴るし・・・。
それを一組だけではなく、複数やってしまったわけです・・・。
みんなに取り押さえられる。のびぃ。
そしてそこから脱走するのびぃ・・・。
今度はのびぃ、完全にみんなの前から姿を隠しました。
探しまわる、みんな。
その間、どこに行っていたのかは、自分含め、誰もわからない、のびぃ・・・。
みんなが探しに探して「もういいか・・・」ってなって駅の改札に来たときに
(もういいかってなることが悲しいあまりですが・・・)
「よーーぉ!」って大声出すアホがそこに・・・。
「のびぃ、そんなところにいたんかい!」
結局みんなの苦労は水の泡・・・。
とりあえず、みんな帰ることに・・・。
のびぃは梅田から歩いて帰ることになり、家が近いピロシくんに預けられることに。
しかし、このピロシくん、のびぃについで、酔っぱらっていた人だったのだ!
そんなわけで酔っぱらい二人の家までの道中がスタートしたわけだ!
(僕らを送り出した連中は「厄介者がいなくなった」とでも思ってるか???)
家まで歩いて帰ると、梅田からだと30分はかかる、
ましてや酔っぱらっていては、もっとかかる。まっすぐ歩けないだろうからね。
しかし、もちろんのことながら、のびぃにはその道中の記憶もない。
「たった一瞬の記憶をのぞいては・・・」
え?、いったいなにそれ?
僕が家まで帰る間に一瞬だけ記憶が戻ってるんですよ。
でもね、それはあまりに一瞬で、衝撃的で、そしてなにより「痛い」んです。
「痛い」のは本当にいたいんですね、まあ、ピロシくんの説明による、
のびぃはかなり酔っぱらってて、フラフラしていたんだけど、
何を思ったか突然、走り出したそうな・・・。
まあ、走る姿もフラフラだったんだけど、
何を思ったのか、のびぃは電柱に向かって一直線だったのだ!
そしてそして、よけることなく、電柱にクラッシュ!
それもまっすぐにつっこんでいたので、鼻からまともに激突!
一瞬よみがえる記憶・・・。
後ろから駆け寄り大爆笑!、ピロシ!
記憶が終焉を迎え、またしても夢うつつに戻るのびぃ。
あまりに衝撃で起きあがれない、のびぃ。
大爆笑で、さっき別れたばかりにみんなに電話でそのおもしろさを伝えるピロシ!
激突の襲撃で、鼻から出血!
必死に手で鼻血をくい止めるのびぃ!
よりによって、そのとき来ていたのは、当時付き合っていた女の子と
ほんの1週間前に買いに行ったフリーズのジャケットだったのだ、それも黄色。
コンパいって、ハメはずした上に、帰る道中に電柱にぶつかって、
流血してこの前買ったフリーズ、だめにしたよなんていえないっす!
必死に鼻血をくい止めるのびぃ!
大爆笑しながらコンビニにボックスティッシュを買いに行く、ピロシ。
ティッシュで鼻血をくい止め、なんとか起きあがったのびぃ。
ピロシにつれられ、家路につく・・・。
しかし、このあとピロシくんは僕を傍らに置いて、
屋台のおでんを食べ始めてしまった(飲んだあとにたべるのかよ・・・)。
そして案の定、のびぃ、脱走!
ピロシ、あとを追うまでもなく、のびぃの姿はなし・・・。
そのあとは全くと言っていいほどにのびぃの記憶はないのだが、
のびぃは家に向かったのだった。
記憶ないままにいくつもの信号を越えて、
家に向かったのだ。これじゃあ、まるで帰巣本能だね。
そして、無事、フリースを汚すことなく、家にたどり着いたのでした。
ボックスティッシュはもう手元になかったんだけどね・・・。
翌日、のびぃはこの現実を知ることになるのです。
(明日へ続く・・・)