コトバあそび
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のびぃ!の世界はReal Paradiseへようこそ!にもあるのね


2002年08月04日(日) ひまわり祭り

今日テレビを見てたら、兵庫県でひまわり満開!ってニュースをやっていた。
もうそんな時期なのね・・・。僕が全く夏していないのに、もう夏満開なのね・・・。
(っていうか、ヨット乗ってたやん、先週・・・)
まあ、いいさ。今日も仕事、明日も仕事、仕事大好き(うそ!)、のびぃの夏物語なのじゃ!

24歳くらいのとき、連れがひまわり祭りっての、やってるから見に行かない?っていわれたことがあった。
「彼女の友達も連れてくるから、4人でさ」
まあ、いいか、のびぃは何も拒む理由はなく(むしろ歓迎!)、了承!
「じゃあ、当日に・・・」
てなわけで僕は、ダブルデート?(オレだけがそう思ってるのか?)って気分で
その日を迎えることになるのであった。

当日、連れは朝まで遊んでいて、はっきりいって「死んで」いたのだ!
そこに連れの彼女。そしてその友達。
彼らは僕に気をつかってか?(いや、それは自然な流れだ!)、二人そろって、後ろに座ったのだ!
(まあ、普通やね・・・)
そして僕の隣には、連れの彼女の友達(まあ、いいにくいからRちゃんとしよう)が座っていたのだ。

「出発!」
って声なんて全然でなかったよ。
時は8月14日(めっちゃお盆やん!)、道が混雑してないわけないじゃないか!
てなわけで、車は神戸の町並みにもまれながら、とろとろ運転。
Rちゃんはもともと口数の少ない子のようで、黙って前見てる。
「何か楽しいのか?これは」
僕の思惑は全く関係ないようだ。前にはかなり面白いものでもあるのか???
「いや、ない」

後ろの気配をミラーで感じる限り、連れの彼女しか感じない。
「むむ?、奴はどうした?」
おもむろに顔を後ろにやる・・・。

「もう膝枕で熟睡かい!」

180センチもあるのに、1600ccのファミリーセダンの後部座席で膝枕か!
そしてその彼女は、僕らに(僕とRちゃん)気を遣って、めっちゃ静か・・・。
神戸からハイウェイ乗って、兵庫県中東部に向かうのに、僕らの車には会話らしい会話がなかったのだ。
たまに、僕の声と、乾いた笑いが車内に響く・・・。

高速道路走行中、雨が降り出してきた。
「雨やん」
って言葉にも反応なし。ミラーには連れの姿はまだなく、静かな車内には時折寝息が・・・。
目的のインターに到着。
「でさ、どうやっていくの?」
道さえ知らされず、ただ馬車馬のように車を走らせてきたのびぃにとれば、
ここで何もいってくれなかったら、「グレ」ちゃうぞ!って感じ。
「ようしらんねん」
連れが寝ぼけた声で言い出した。とりあえず住所だけ教えてくれた。
そして、すぐに寝てしまった!!!
「ドナドナ」って曲、いいよね・・・???

結局、僕らは雨の中、街中を走りつづけた。
そして結論に達した!
「街中に、ひまわり畑があるわけないやん!」

誰一人として道を知らないままに住所だけを便りに走りつづけるのびぃ。
ようやくコンビニに到着。
地図を見るのだ・・・。

まあ、すったもんだはあったが(連れは寝たまんまだが)、ひまわり畑を指す標識を発見!
「よかったね・・・」
安堵の声にも、返答は弱い・・・。
僕はここまで自分の喋りを否定されたような気分にさせられたのは、ない。
(そして、数年たった今でさえ、ない)

土砂降りの雨のあと、うっすらとお日様が顔を出しそうな様相になってきた。
そして、ちまたはすっかり「夕方」になっていたのだ。
俺は家を出たのは朝9時だぞ!
なんでこんな時間やねん!

「ああ、ついた?」
っていうか、おまえ、今まで寝てたんかい!
もう怒る気力もないですね、ここまできたら。
でもね、本当の怒りはこの最後に待ってたのですよ。

だってさ、だってさ・・・・、

ひまわりが枯れているんだもの・・・。
それもほとんど・・・。

さらに無言になって帰りました。
そして連れはその頃ようやく元気になっていました・・・。
遅いっつうねん!


私は のびぃ♪

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