台風やっと来たね - 2004年08月30日(月) いきなり、アニメの線の話。 今でもアニメはエンピツの下書きみたいなのがあり、それをトレスしている。 トレスはハンドトレス→トレスマシン→デジタルトレスと変わっていっているらしい。 ハンドトレスはセルに手で線を写していく。線が滑らかだが写し手の絵になりがちである。 トレスマシンは機械でカーボン等を読み取ってセルに印刷する。線が多少粗くなる。「巨人の星」はちょうどハンドトレスとトレスマシンの転換期の作品で、なるほど初期は線がつるつるしている。 イラストの下絵をわざとFAXでコピーして線を粗くする作家がいるが、これと似た効果が「あしたのジョー」等で多様されている。 近年はコンピュータに絵を取り込むデジタルトレスが主流。どうしても手描きの線の微妙なニュアンスがつぶれてしまう(ように見えるよ?)。また彩色作業の効率化の為、線は閉じている事が多い。 現在、「サザエさん」のみがフルセルでハンドトレスを使用しているアニメだそうだ。 「ドラえもん」あたりセルに戻してくれんだろうか…鮮やかでかっちりしたドラえもんとか、もういいです。(そのくせシャープさは感じられんしなあ) 書きそびれてた事。 スパイダーマン東映版、原作のスタン・リー氏は絶賛してたらしい。 アクションを誉めてたそうな。うーん意外。 さすがは決めポーズの日本、ということで。 拍手お返事 >デビルマンを誉めてくだすった方 確かに永井豪絵が多いです。検索も永井豪が一番多いです(多分)。 もうちょっと…「島本」とかで来て下さい、皆さん(えー)。 どのジャンルも中途半端ですいません。 -
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