ひとりSFまつり - 2003年08月18日(月) 今回の日記はSF映画感想二本立てになると言ったばかりなのに…スマン ありゃウソだった(byジョルノ・ジョバァーナ)という訳で今回は「ターミネーター3」「エイリアン」「サンダーバード」の感想をお送りしたいと思います(増えとる)。 「ターミネーター3」(バレ) 「タ−ミねーちゃん」だった(違)今回ですが、結論から言いましょう。面白かったです。 でもね…T2好きにはオススメしにくいなあ…(かく言う私も2好きなんだが) 「未来は変えられる」というコピーはサギじゃなかろうか(笑)。成長したジョンがスカイネット(後に世界を支配するコンピューター)を止めようとするんだけど、結局核戦争が起きちゃうと言う…2で頑張ったサラが可哀相過ぎる(3では既に亡くなってるし)。 ただ、スカイネットが暴走せん限りジョンはダメ人間として一生を終えちゃいそうなんだな…うーんジレンマ(苦笑)。 敵のターミねーちゃん、人間ぽくない演技は上手かったんだけど、強過ぎて怖さは微妙でした。手から火炎放射されたら怖いと思う前に笑います…よね?なあ、そうだろ!?その点「T2」の新型がバランス良かったかなーと(←T2贔屓ですので…)。最期のシーンはターミネーターらしくて嬉しかったですが。 ラストの核シェルターのシーンはなんとなく「猿の惑星2」を思い出しました(そーいや猿惑2も核爆発で終わった!)。 始めにも言いましたが、映画単体としてはかなり楽しめました。最近あまり無い地に足の付いた肉弾アクションだけでも一見の価値アリ。 ついでに裏見所(?)。劇中でヒロインの父親が「パンドラの箱」と言います。いや本編前の「トゥ−ムレイダ−2」の予告でも「パンドラの箱」って言ってて、二回目だったからつい笑ってしまって… 更に最後のシェルターでリンかけ時代のコンピューターが見れます。応答してくれコンピューター! 「エイリアン」 言わずと知れたSFホラー。だがみみごろうは今まで2しか見た事が無かったのだった… 皆さん言ってる事と思いますが、エイリアンのデザインが良い!あのグロテスクさが「未知の生物」にリアリティを与えていて凄い。あれでエイリアンがショボいデザインだったら怖さも半減だろうなあ。ちなみに私はあの、口の中からまた口が出てくるのがなんか好きです。 見せ方も絶妙で、襲い掛かってくるシーンではエイリアンを断片的にしか見せない。閉所、暗所という条件も加わってメチャ怖い。 2ではエイリアンの全貌を見せ過ぎて「恐怖映画」というより「怪獣映画」かも…アクションも派手な2の方がエンターティメント性は高いですけど。正統派ホラーの1とどっちが良いかは好みの問題ですね(3以降は知らん…すいません)。 主人公のリプリーの他にもう1人女の子がいたけど、なんか既視感が…すぐパニックおこして判断誤って仲間を死なせた(そっちへ行っちゃ駄目ェー!!とか言ってる間に進む方向を具体的に指示しろよ)上に最終的に自分も死ぬとゆー…。ありがちなキャラなんですかねえ。 ところで最後のリプリーの下着姿はサービスなんだろうか(笑)。 「サンダーバード」 これほどのツッコミ作は久々に見た気がする(サンダ−バ−ド自体久々に見たけども)。 今回の任務は火星調査に発つ博士を守り、探査ロケット「ZERO-X」を無事発射させる…事だと思う(冒頭見逃したので推測)。 博士を監禁した偽博士を追うペネロープお嬢様。ピンクのロールスロイスで海上を走り回り、ヘリで逃げて行く悪党に向かって「攻撃してくれれば近付いたときに迎撃出来るのに…」と呟く所までは小気味良かった。だがその通りに攻撃してきたヘリはロールスロイスに撃墜され爆発、炎上。そんな簡単に殺しちゃって良いのか!? そして兄弟の末っ子アランの訳のわからん夢などを交えつつ、博士達は火星へ到着。資料採取の為に岩を破壊する事に。 その時の会話(うろ覚え) 乗組員A「岩を破壊したら…すぐにスタンバイしてくれ」 乗組員B「何の??」 乗組員A「いや…何か嫌な予感がして…」 会話成立してませんがな。 それはさておき探査船は岩を破壊。 すると何と怒り狂った火星の生物の攻撃が始まってしまった! 応戦しつつ、急きょ地球へ帰還しようとする乗組員。 実はこの生物の正体は悪の組織の兵器で…とかこのピンチにサンダーバードが!という事も無くスンナリ火星脱出。結局調査船の乗組員が火星を破壊した上に生物を殺戮しただけと言う想像も出来ない展開に。 もちろん、これだけで終わってしまっては「サンダーバード」ではなく「博士の火星大虐殺」にタイトルが変わってしまいます。大気圏突入後にお約束のトラブル発生。はいサンダーバード出動! マッハ1.2で進むZXに追い付くTB2号。出力はともかくとしてそんな丸こい機体では衝撃波でブッ壊れます。 ケーブルで2号からZX(仮面ライダーではない)に移るアラン。ごそごそやってなんとか修理成功。その後が爆笑だった。 タイムリミットの瞬間、ZXから離れる為打ち出されるアラン。 そして落下、宙ぶらりんになるアラン。 おまけに劇中のセリフによると、アランを繋いでいるケーブルが機体に引っ掛かってしまったらしい。これではケーブルをいくら巻取ってもアランは機体にしこたま体を打ち付けられるのみ。死ぬって。 こんな目に遭ってナイトクラブで祝われるだけでいーのだろうか…まあ生きてるだけで奇跡だけど。 メチャ受けたので明日からテレビ版も真面目に(?)見ようと思います。 -
|
|