華墓祟雑記...みみごろう

 

 

文庫の解説もパクってます - 2003年06月07日(土)


現在もBBSが死んでます。流石に来週も駄目だったら縁切ります。
あーんあのデザイン好きだったのに…(自分で作るのはめんどくさいつーか出来ない)

という訳でこちらに代わりにレスさせて頂きました。絵掲なのでちと重いです…




「デビルマン」「羅生門」「蠅の王」を読んで思う。

人間には潜在的に獣性を持っており、そしてその"スイッチ"が押されたとき、その狂暴性を露見させる…

そのスイッチは、デーモンとの合体であり、羅生門に潜む老婆の行為であり、豚狩りの異様な興奮である。

自分達はただ単にそのスイッチが入っていないだけ…ふとした事で私達もその獣性を目覚めさせる可能性があるのではないかと思う。そうとしか思えない事を人間は実際に行っている。普段はもっと賢く優しいいきものの筈なのに。

また、前述の作品の主人公である不動明、下人、ラーフ達は全て少年から青年(大人)に移行する年齢である。
彼等は子どもと大人の境界という不安定な状態に置かれている。
作中における彼等の狂暴性の発露と言うのは「大人になる事」を暗示しているのだ。

私も何かの一押しによって"一線を越え"て、大人になるのだろうか。

悪魔になる事が大人になる事なのか?醜悪な姿を晒す事が大人になるという事なのか…?



羅生門の授業を聞きながらムズカシイ事を考えてみる(ほとんど授業の受け売り)。頭わりーからまとまんない。はああ。一日中こんなこと考えて哲学してみたい。あ、むしろ一日自由なら絵を描きたいかな…


ところでその授業で先生に当てられて「にきびというのは下人にとっての何か」と聞かれて思わず「チャームポイント」と答えかけました。でも「アイデンティティー」という言葉が浮かんだのでそっちを答えました。イマイチネタに走り切れないね。未熟(何を目指してんだあんたは)。


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