美術館巡り@広島→松江 - 2006年02月19日(日) 予定通り、美術館を三つ廻ってきました。 いやあ、満足満足。 先ずは、広島県立美術館。 で、そこに行く途中、美術館の斜め向かいに、2,30階ありそうな高級高層マンションがあったのですが、そこの一階に見たことがある緑色のロゴ「Lapan」を発見! ▼ラパン・グランドタワー店(お店の公式HP) http://www.alambic.jp/lapin/index.html びっくり! そう、それは松江のちょっと高級こだわり系スーパーなんです。いつの間に広島に進出していたのやら、驚きましたが、同時に嬉しく思いました。 私はこのラパン(もとは「ふくしま」というスーパーチェーンでした)のオリジナルパンが大好き。とっても美味しいんです。 ▼ラパン(公式HP) http://www.lapin-f.co.jp/index.html ▼ラパン川津店(スーパーウオッチャーによる評価表) http://www.shufutto.com/survey/lapin.htm この評価表には書いてないのですが、上にも書いたとおり、私はラパン(ふくしま)のオリジナルパンが大好き!美味しい。こくがあって、パン屋さんのパンかと思う美味しさです。というか、単独でパン屋さん出してもやっていけると思う。 うう、熱く語ってしまいました。 ほんと、ラパンのパンは美味しいです。 なお、今は、ネットでお店の品物を購入できるようです。 ++ さてさて本題。 ■広島県立美術館 「偉大なる『エルミタージュ美術館』展 −フランドル絵画とヨーロッパ工芸の精華」 〜2006/4/2まで広島県立美術館だけの単独開催。 ヴァン・ダイク、テニールスがどどどんと見られるのが味噌。工芸品も素晴らしい。よくこれだけ収集したなあと感心します。ゆったりと見れました。 ここは二回目のはずですが、以前来館したときより、きれいかつ快適になっているように感じました。 なお、先日、 「華やぐ女たち エルミタージュ美術館展ールネサンスから新古典まで」 名古屋松坂屋美術館、島根県立石見美術館などを巡回 という、別の展覧会も来日していました。残念ながら秋の忙しいシーズンで見逃してしまったのですが、こちらはクラナハも来ていたとのこと。 現在大阪の中ノ島で開催中の「プーシキン美術館展」も含めて、欧米の美術館がどんどん貸し渋るようになる中で、ロシアの美術館は積極的に来日されておいでです。 やはり決め手はジャパン・マネー? 次は、徒歩圏内のひろしま美術館へ。若干こちらは混んでいました。 途中で、市民用の運動場がいくつかありました。老若男女が朝から集ってました。 都心にこういったスペースがあるといいですね。 ■ひろしま美術館 「プラート美術の至宝展 −フィレンツェに挑戦した都市の物語」 東京・東郷青児美術館、岐阜県立美術館と巡回した後、 ひろしま美術館にて本日まで 副題がいささか力みすぎている気がしますが、フィリッポ・リッピが3点見られるのが味噌。リッピの描く人の顔は、柔らかくていいですねえ〜〜〜。 こちらは、板絵からカラバッジョ派まで展示してあり、興味深かったです。なお、常設展は、そっけなく展示してありますが、印象派以降の絵画が充実しており、よかったです。 ++ そのあと、すぐ近くのバスセンターへ。 駅弁を買って(日替わりが目の前で売り切れたのが残念)松江行きのバスへ乗りました。 で、ですね。このバス、大方の時間帯はおそらくきれいですわり心地のいい、長距離バス仕様のものだと思うのですが、われわれが乗った時間にはなんと、普通の路線バスの車体でして、運賃箱やバスカードで支払いが出来るようにカードリーダーやらが付いていて、ある意味面白かったです。 そう、韓国のバスで長距離バスに「高速バス」と「緩行バス」があり、後者は路線バスの感覚なのですが、その「緩行バス」みたいでした。 なお、運賃は片道4000円。私は友人の割引の恩恵を受け、友人ともども片道2000円でした。 って、実は、昨日の夜、ぎりぎりの時間までドラマ「氷壁」を見ていたため、駅までタクシーに急いでもらったのですが、そのときの運賃が2000円でした。 それと、中国山地を横断して2000円なのと、同じ額なのは、なんか奇妙な気が致しました(笑)。 ともあれ、この「緩行バス」でも3時間半ですから、広島と松江は近いんだなあと改めて思いました。 友人は中国山地を横切りたかったようで、熱心に車窓からの景色を見ていました。広島県の三次当たりから雪が数十センチ残っているのが見えました。ここは広島6区、渦中のホリエモンが先の衆議院選挙で立候補した選挙区ですが、こんな山の中で、「郵政民営化、小泉改革を推し進めます」っていったところで、「そもそもわしらの生活、どこがよくなってるんだ?確かに道路も付いてるけど、、改革っていわれても、、」という反応が返ってくるのではないか、と外を見ながら感じました。 ++ バスで途中、首が痛くなるくらいゆれて、寝ているうちに、松江へ。いよいよ最後の目的地、島根県立美術館で開催中の展覧会です。 ■島根県立美術館 「スイス・スピリッツ−山に魅せられた画家たち」 松本市立美術館のあと、島根県立美術館で。24日まで。次は東京、Bunkamuraで。 松本、松江、は、湖と山があり、展示場所としてふさわしい と思いますが、文化村だと、印象に残るかなあ。。大体あそこ、混んでることが多いから。。 山岳の風景としての発見から、現代美術まで幅広く、展示は面白かったです。 なお、本展覧会は、スイス紹介年の一環で、スイス政府が主催しているようです。 -
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