「ぼくの国、パパの国」/「パッチギ!」 - 2006年01月22日(日) 本来は、友人と大阪まで今日こそ絵を見に行くつもりが、、 昨日ホットカーペットで寝てしまったため、悪寒がして、 約束をさらに延期してもらいました。 朝、メールしたつもりになっててそのまま寝てて、 ほんとごめんなさいm(__)m>Kumikoさま 十分眠ったおかげで、悪寒も取れたようです。 ++ さて、夕方、半月ほど前に、友人に勧めてもらっていた映画のDVDを鑑賞しました。 父がパキスタン人の移民で、母がイギリス人の家族のお話です。 父親は息子たちを立派なパキスタン人&イスラム教徒として育てたいのですが、息子たちはそれに逆らいます。 親の決めたパキスタン人の女性との結婚を、まさに結婚式の会場から脱走して、反故にしたり。。 移民そのものがテーマ、というより、家族(特に、家長であること)と、 そして異文化のはざまでの価値観がテーマだなあと感じました。 BBCが制作協力しているだけに、 広角カメラのドキュメンタリータッチの画面がしぶく、 かつグレーの空のもとに、オレンジ色のボールなど、 効果的に色彩が使われていました。 尚、原題は”East Is east”なんですね。 邦題は、うまくつけたものだなあ、と思います。 最後、すごく笑えるシーンがあったりなど、 シリアスなだけではなく、さすがイギリス風の味付けがしてありました。 DVD情報はこちら。 ++ 同映画のサイトはこちら。 http://www.crest-inter.co.jp/east/intro.html http://0000000000.net/p-navi/info/column/200501050327.htm ++ #昨日から、ボーイソプラノのリベラのアルバムを聴いています。 やっぱり、天使の声は良いですね。癒されます。 ++ 追記。昨日直してもらった流しの詰まりは、 やはりボラレ過ぎたみたい(><) 消費者センターに電話したら、「お気の毒ですけど、、」と言われてしまった(センターの人は、共感的に話を聴いてくださる)。凹むけど、手痛い教訓と言うことで。。(ToT) ++ さらに映画の感想。 今度は「パッチギ!」。 皆様ご存知のように、 府立高校の主人公は、朝鮮学校の生徒に恋をしてしまったところから話が始るのですが、とにかく、血の気が多い。殴り合い、喧嘩、悪さ。 朝鮮学校と府立高校の生徒の間の小競り合い。 しかし。 終盤が泣けます。 以前、TVで映画監督の山本氏が、 主人公がギターを橋桁に叩き付けて割る場面がなんともたまらない、と言っていました。 好きな人のいとこの御葬式で、「わしらは紙切れ一枚で連れて来られた。生駒山のトンネル掘ったのは誰か?国会議事堂の大理石なら下手のは誰か?お前ら日本の餓鬼は何も知らない。何もわかってない日本人は帰れ」 と一喝された後、 気持ちをぶつけるのでしょう、叩き付けてギターを割っちゃうんです。 そして、御葬式から勝ち抜きフォークソング大会に直行、 「イムジン河」を歌う主人公。 いい歌でした。 2005年、一番優れた日本映画に選ばれた本作、 エネルギー溢れる画面、ちょっと血なまぐさいのが苦手、な向きには 5点満点とはいかないかな、ですが、 最後は、一応ハッピーエンド??です。 あと、ロケが京都市内なので、 銀閣寺の方の駐車場や、哲学の道、 寺町通、川端七条などが出て来て、ああ、わかるわかる、 という楽しみ方もあり。 DVD情報はこちら。 -
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