ローマの空に昼寝しながら - 2005年03月09日(水) 空がけぶりながら晴れている。 それでも暖かで,本当になんだか久しぶりに本を読みながら昼寝する幸せを味わっている。 ▼読んでいる本塩野七生著「ローマ人の物語 (1) ―ローマは一日にして成らず(上)」新潮文庫 冬休みに買っておいた文庫本を,優雅な気分で読んでいる。おかげで,夢も旅行気分。なにより,私が塩野氏のイメージを的確に伝えてくれる硬質な文体が好きなのもあるのだが。 春の午後,読書して昼寝する幸せ。 むかし,イタリア旅行したとき,これだけのことを知って街を見たらもっと面白かっただろうなあ。わ〜と行って,友人にすべて道案内頼んでしまったし。 と回想しながらページを繰る。 この文庫,装丁も薄さも筆者がこだわっただけあって良し。 -
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