「ルームシェアの女」 - 2005年02月17日(木) 夜ドラ「ルームシェアの女」が終わっちゃいました(涙)。 作品の凝り方、完成度としては、本格ラブコメディー「女神の恋」の方が2倍くらい上?と思ってたけれど、ラストでやられました。 余りにも切ないよ〜〜〜(主観的に)。 というか、切ないというより、余りにお互い大人としてセーブしてるんだよ。走らない。暴走しない。お互い好意を持ってても「好きだよ」ってお互い言い合っても、「変な関係だね。友だち以上、恋人未満?」ってお互い喉から出そうな言葉をちょっと抑えながら(佐々木蔵ノ助演じる修平の涙目が、その辺りをとても上手く表現してた)、そして多分、「おつきあいしませんか?」っていいたくなるところをお互いぐぐっと抑えて、「うん」って笑ってながしちゃう。楽しかったなあ、寂しくなるなあ、と思いながら、お互い新しい住まいに引っ越す。 そして、晴れた空の水辺のラストシーンで、お互い忘れ物をしている。修平を呼び止めるうさ子。どうなる?忘れ物を渡して大人として、好意をぐっと抑えて終わるのだろうか?それとも、そこから何か始まっちゃうんだろうか? 多分、これで子どもがいなかったらお互い抱き締めあってハッピーエンド!かもしれないけれど、子ども連れてますからね。 てなわけで、今後の二人、 それは各個人の想像に任される。。 イギリス映画だとありそうな終わり方です。 まあしかし、人はこうして、袖すりあうも多少の縁、こんなささやかで暖かい出会いを重ねて生きていくものかも知れない。いや、そんな出会いに満ちた人生を送れる人は、感受性が豊かに色鮮やかで幸せかも知れない(と人生のなんたるかを分っていない人間が言うのもおかしいかもしれないが、最近感情が鈍くなって来ているような気がするので。。)。 -
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