留年はしたくない。 - 2002年11月20日(水) 今日は内分泌の試験だった。そして、人体構造論の授業の最後を飾るイベントだった。これでいよいよあさってから解剖だ。 今迄5回の人体構造の試験で一番時間をかけて勉強したとはいえ、十分ではなかったような気がする。うろ覚えの答えを書いてしまったし、教科書に丸ごと乗っていたことすら気づかなかったこともあったし。 と、達成目標に対しては不十分であった(そして今抱えている再試の数は、いかに私が基礎的なことを積み重ねてきていないかを物語っている)。おまけに、統計はもうこれ以上再試をしてくれないとのこと。ほかの科目が年度末にすべて通っていたら合格、そうでなければ(つまり留年することになるのであれば)統計も落とすらしい。 今日は同級生に初めて「前々からふるのさんヤバイと思ってたんスよ」とズバっといわれたが、おそらく笑顔で接してくれている人たちも内心「大丈夫かな」もしくは「勉強しない(できない)ダメなやつ」と思ってるんだろうな(汗&涙)。いや実際、絶対的に足りてないんだから現実的にできてないと思われるのは仕方ないんだろうけど、大学院のときのことを思い出して悔しくなる。 ただ、個人的には、人体構造論の試験で初めてぱにくらずに勉強でき(逃避モードには入ったけど)、試験前に泣きもせずに受けることができた。前回の実習テストに続く快挙(?)である(実習テストはほぼ落ちないという安心感もあったが)。 ただこのことは、私的には大きな一歩であっても、医学に必要な知識という点からはなんら評価されないことである(まるで、論文が学術的にはなんら価値がなくても提出できることに喜びを見出した大学院のときのように)。 が、留年することはデメリットである。 欝で心身ともに調子が出ませんでした、その上生活費を稼がねばなりませんでした。 確かに「がんばってるアタシ」かもしれないし、今もバイトをやめたくてたまらない。が、 留年すればその分学生期間が延び、 生活費を余計にバイトで稼がなければならなくなる。学費も余計かかる。 (大学側、あるいは再試を実施する先生側にしてみればそんなことはしったことない、できてないものはできてないというしかないのだろうけど) 逆に、そんなやつは淘汰したほうが大学にも社会にも本人のためにもいいのかもしれない。 でも、現実問題、辞めてどうするなんて事は考えたくない。できるところまでやりたい。 とにかく、留年しないようにすること。 それが今年度残りの時間の私の最大の目標だ。 医師になる、と、 意志を強く持つこと、なんだろうか。 -
|
| ||||