Wakako's Diary 道すがら記

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カフェで  - 2002年11月17日(日)

京都駅の地下にsolareというカフェがある。そこはテイクアウトもできるパンやケーキの他、野菜沢山のサラダやスパゲッティやどんぶりなど軽食を食べることができる。お腹がやけに張っていたので、野菜を沢山取りたかった私は、ひじき入り雑穀ご飯に豚の角煮がのったどんぶり(小さめ)と、ブロッコリーと生ハムのボール一杯のシーザーサラダを頼んだ。

ふと隣のテーブルを見ると、50代と思しき夫婦がおそろいのパン一つづつと、カフェオレを頼んでいた。夕食ではなく、休憩かもしれなかったが、私にはつましい食卓に見え、夫婦の姿が好ましく思えた。

その時、記憶が蘇った。イスタンブル(トルコ)のトラットリア(軽食堂)。名前は失念したが、市内に数店鋪あるチェーン店で、こぎれいで低価格で野菜のサラダバーがあり、その他のメニューも非常においしかったので、滞在中、私も友人も頻繁に通ったものだ。安いし、とにかくおいしい。日本のチェーン店でもこれだけのメニューがどうして出来ぬのか、と話したものだ。食料自給率200%のトルコだからできるのかもしれない。
安い安い、といつも私も友人もサラダバーでお腹一杯野菜を取るのだった。

しかし、たいていの客は私達ほどサラダバーでボールを大盛りにはしていなかった。ほどほどに、私達よりはつましい食卓。
そうだろう。私達日本人には安くても、現地では他のトラットリアよりはこぎれいでお洒落な分、少し割高で、決して安くはない価格だったと思う。ちょっとよそいきの顔をした食堂だったのだ。

その時感じた心の痛み。何か、ここでは経済力というパワーの上にあぐらをかいて享受する豊さ。

こぎたない格好をしている学生が、ふらふらと中東やアジアを旅することができる、その豊さ。

豊かさは私達が求めているものだが、最初から下駄を穿いている、そんなところに私はいる。

++

i woke up past 2:00 in the morning (or at tne night) and checked the questions and answers for the nest exam. for the first time i notice this kind of the test require about 20 hours to prepare at least.
in the afternoon, i bought a colorful book on biochemistry and molecular biology. i think it will be helpul to understand my study at medical school.

2002/11/17


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